撤収

第1章:キャンプする前に・・・
第2章:道具の紹介1
第3章:道具の紹介2
第4章:キャンプ場選び
第5章:前日までは
第6章:設営
第7章:楽しみ方
第8章:マナー
第9章:アウトドアクッキング
第10章:撤収
第11章:道具のお手入れ
第12章:雨が降ったら・・・
第13章:焚き火の魅力
第14章:薫製に挑戦(前編)
第15章:薫製に挑戦(後編)
第16章:ダッチオーブン
第17章:ロープワーク

撤収について考えてみる。 ただ闇雲に道具を片付けていったのでは効率が悪い。撤収の朝、雨が降っていたらどうしようも無いのだが、 晴れている場合、家に帰ってからの作業を少しでも減らすことを考えて作業を行う。

まずはテントの中の荷物を取り出して、フライシートをはずしたら、そのままさかさまにして転がしておこう 風が強い場合は注意が必要だが、テントやタープといった大物は帰ってから干すのはなかなか大変だ。 そこで組み立てたまま逆さにして一番湿りやすい下の部分を乾かしてしまうのである。

次に車が近ければ車の上や、車同士や木なんかを使ってロープを張り、シュラフを干してし まおう。
フライシートも一緒に干しておけばいいだろう。

タープはおそらくまだ下に食材やテーブルがありこれから朝食の時間になるので、 下から軽くたたいて、落ち葉や雫をはじいて、そのまま乾かすようにしよう。

それから、朝食の準備である。人数がいる場合は仕事を分担してもいいだろう。
テントやシュラフを干す班と、朝食を作る班だ。
朝食が済んだら、タープの下にある小物をどんどん片付けて、テーブルや チェアーなんどの中物は日向に持っていって置いておこう。

その間に食器を洗ったり、コンロを片付けたりする。

タープの下がきれいになったら、タープをたたんで撤収する、テントもそろそろいいだろう。

■テントの撤収■

テントを広げます。


たたむ時の基本は両端からたたんでいく。


















フライシートの場合、点対称(袋状?)になっているので、袋をつぶした状態で広げます。


収納袋のサイズを確認して、そのサイズよりも少し小さくなる感じで幅を決め、両端から畳んで行きます。


後はテントの時と同様に、両端から順番にたたんでいくようにすればよい。



両端から畳んでいきます。


最後は半分に畳んで終了。


テントのケースのサイズに合わせて、こんな感じ。
ロープやペグなども入るので、ケースに対して、このくらいになるように たためると完璧です。


■タープの撤収■

今回用意したのはヘキサタイプなので、まずは半分にして広げます。


これも、いままでと同じように、収納袋のサイズを確認して、それよりすこし小さい感じで幅を決めます。
※慣れてくれば、収納袋を確認しなくても畳めるようになります。


両端から畳んでいきます。


両端から畳んで行きます。


最後は二つに畳んで完成です。





基本的な畳み方は同じですが、特に決まりがあるわけではありません。
今回紹介した畳み方だた、折り目が重ならないので、生地への負担も少ないし、畳みやすいと思います。

テント、タープの大物が片付いたら、日向に干しておいた中物(中くらいの物)を片付けれる。 これらはたたむだけだから簡単だ。

これで撤収の完了である。後は来たときパッキングしたのと同じ様に車に荷物を詰め込んだらおしまいだ。

しかし、雨の場合は仕方がない、急いで撤収して、近くの温泉にでも行ってしまおう。
コツとしては、なるべくタープを最後に畳むようにして、その下で撤収作業をするようにすることだ。

忘れ物の確認をしたら、キャンプ場を後にする。
まだ朝食を済ませて、撤収したばかりだとしたらまだ昼前だと思う。

自宅までの距離などを考慮して時間に余裕があれば、帰り道のイベントを考えてもいいだろう。
私の行った企画だと簡単なところでは、おいしいもを食べに行く、温泉によってから帰る。
後は、ブドウ狩りをしたり、ワイナリーによって試飲(僕は運転手なのでブドウジュース・・・)
をしたり、そのキャンプ場の近くの寄り道ポイントを調べておくのもいいかもしれない。

第11章:道具のお手入れ
夜景

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