それはC

5月28日

4日目、今日が最後のダイビングの日、いつものように8時30分に朝食、10時出発である。

1本目 アリガーケーブル

今日はちょっと遠出をして渡嘉敷島の方までやってきた。 といっても、ケラマ諸島自体あまり大きくないので、遠出と言ってもたいしたことではない。
ここは、ポイント名から分かるように、海中にケーブルが沈んでいる。
主な見た生き物:
クチナガイシヨウジ
1本目が終わって、いつものように食堂へ、食事を済ませ109ストアでショッピング
今日はオリオンビールのいろいろなバージョンを買い込んで、今晩試飲会を開こうという魂胆。
ビールを買い込んで、お迎えを待つ。

2本目 安室魚礁

ここには、いつもここにいてここにしかいない珍しいチョウチョウウオがいるらしい。
いつものようにエントリー。

ガイドさんが先に潜って、僕らが後を追いかける。
僕もエントリーを済ませ潜行していく。
ガイドさんのところまでついて、ふと後ろを振り返ると、SUNがいない。
ガイドさんが僕と目を合わせて訴えているが、僕も何処に居るのか分からない。
しばらく周りを見回すが、一向に見える気配が無い。
仕方なくガイドさんが浮上して様子を見てくると合図を送った時、上の方から現れた。
見ると、見たことのないレギュレターを加えている。
何が起きたのかはよく分からないが、そのままダイビング続行。

ここは、古いサンゴの層の上に漁礁を置いて魚を集めている。
漁礁の上に、3匹のツバメウオが寄り添って泳いでいた。
下の方には大きなアカククリがいた。

ガイドさんがどこから見つけてきたのか、2匹のウミヘビを従えて寄ってきた。
ほら、と渡そうとするが、それだけはちょっと、と手を振って断った。

ふと気づくと、もう一人のお客さんが見当たらない。
あたりを見回すと、漁礁の上で例の3匹のツバメウオから離れようとしていない。
カメラを片手に、ベストショットを待っているようだ。

座間味島全体的にそうだが、ここのチョウチョウウオはメチャメチャでかい。
特に、ここはチョウチョウウオが中心のせいかよく目立つ。

結局、ここにしかいないという、珍しいチョウチョウウオは姿を現さなかった。

船に戻って、訳を聞いてみる。
エントリーの時にバックロールエントリーでエントリーするのだが、その時船の縁にオクトを 引っかけてホースの付け根からブチッっと切れてしまったらしい。
あわてて、ガイドさんの予備?のレギュレターを借りて潜ったという。
パラオの悪夢がよみがえる。

ついに座間味ダイビングは終わってしまった。 結局風の影響で反対側の大物ポイントの方には一度も行けなかった。
まだまだ潜り足りない気がするが、これも仕方ないことである。
宿に戻るとまた新たにお客さんが一人来ていた。

明日帰るので、器材等をすべて洗って干してしまう。

その日の夜、いつものように食事の後、3階に集まる、今日は僕ら以外にお客さんが二人居る。
お酒(やっぱり泡盛)を飲みながら今日来たお客さんと話していると、 某C??店でライセンスを取っていたことが判明、しかもSUNと1ヶ月しかかわらないらしい。
SUNの方が1ヶ月先輩である。例のセットも同じだった。

今日のダイビングのビデオの鑑賞会、1本目に見たクチナガイシヨウジは実は子持ちだった。
ダイビング中は気づかなかったが、こうして後でビデオを見るとよく分かる。 (もちろんガイドさんは分かっていたらしい)

酒を飲む時間も日に日に長くなり今日は終わったのは12時近くなっていた。

こうして、座間味最後の夜は暮れていく・・・。

4月27日 <4月28日> 4月29日

ページトップ  もどる  ホーム