3月1日

朝、目が覚める。
今日も、いつものように朝食をすませ、ピックアップを待つ。
ピックアップは8時20分、器材を積んで、カメラを抱えていざ港へ

港に着いて、やっぱりやってもうた、昨晩皆に作ってもらった記念フラッグを忘れてしまった、
小池さんが、せっかくだからと現地のスタッフの人にが指示してくれた、僕と現地のスタッフで車に乗って ホテルまで向かう、向かう途中何を忘れたと聞かれたが、記念という単語Commemorationが思い付かず フラッグとしか答えられなかった。(アニバーサリーじゃ規模が大きすぎ?)

ホテルに戻り、フロントでルームキーをくださいと言うと、今清掃中だから鍵は上にあると 教えてくれた、僕は3階まで駆け上り、自分の部屋に向かった。部屋には誰もいなかったが鍵も あいていた、扉も開いていた。

僕はその記念フラッグもって車に戻る。これをフラッグだと見せるが、あまり反応がなかった 地元ではそうゆう週間がないのか、あまりの下手さに、唖然ととしたのか・・・。

さっそく港に戻る。皆は既にセッティングは終わっていた、僕のやり掛けのセッティングも 終わっていた、誰かがやってくれたのだろう、いろいろとめんぼくない。
まもなく、ボートは走り出す。残念だが今日もパワーボートだ。

1本目(シャークシティー)

今日は、僕達の担当のガイドさんが休みなので、代わりに現地のガイドさんが案内してくれるらしい。 いつのものようにエントリーして行く。

結構流れている。 しかし、現地のスタッフはその中をすいすいと流れに逆らって進んで行ってしまう。
なんちゅう体力してんねん。 ぼくは、そのガイドさんに着いて行くのがやっとで、周りの魚や景色を見る余裕はなかった。
途中、残圧を聞かれたので、60と答える。
前半はそのまま流れに逆らって進み、後半はその流れに乗って帰るのだろうと思ったら。 現地スタッフはまた、そのまま、流れに逆らって進んで行った。

拉致2
しばらく進むと、僕はついにエアー切れでギブアップ、後ろから付いてきた、アシスタントの人に その事を伝える。アシスタントの人は、まだダイブマスターの勉強中だそうだが、 慌てたように、よってきて助けてくれた。

今回、拉致二回目である。たいへんめんぼくない。
仕方がないので、今回のダイビングはここで終了、水深を浅めていき、いつものようにエキジット。


船にあがると、皆、同じことを考えていたらしく、ぶつぶつと文句を言っていた。
あんなに、いつまでも、流れにそってすすんでいたら、疲れるだけでつまらない。

私が拉致された件を含めてちよさん、あれはガイドじゃないとちょっと御立腹、ガイドさんに 講議してくれたらしい。確かに、途中で残圧を聞いて、60と答えているのだから、水深を浅めるなり、 した方が賢明だったのかと思う。

僕は、気付がなかったが、僕の残圧がなくなった時に、現地のガイドは、バイバイみたいな しぐさをとったらしいがさだかではない。

2本目(シアズコーナー)

本日ニ本目はシアズコーナーと言うポイント。
ダイビングの後半、僕の中では待望の ハタタテハゼを発見 SUNちゃんのカメラを借りていたので、あわてて撮影開始、数枚撮ったところで みんなのところにもどった。

戻ったところで、SUNちゃんにしぐさで、ハタタテハゼがいたことを、伝えると、 何を勘違いしたのか、一人ブルーになってしまった。
ダイビングはそのまま終了した。

エキジットして船に戻ると原因が判明、どうも僕が頭の上に手をやって ハタタテのジェスチャーをしたら、それをバショウカジキのセビレと勘違いしたらしく 自分だけ見てないと思ったらしい、私の中ではたいへん盛り上がっていて、 ついよけいなことを言ってしまった、せめて大きさを付け加えれば、誤解することはなかったと思う。 すまないことをしたと思う。

本日、2本が終わり昼食の時間がやってきた。
今回も、島に上陸して昼食をとるらしい、島に近付くとすでに2艘ほど停まっていた。 島に上陸するとさっそく昼食をいただく、今日はお弁当だった。

昼食&休憩 休憩した浜 浜の珊瑚礁

昼食が終わると、しばらく休憩。
私はその間、フィンとマスクをもって、目の前の珊瑚礁をスキンダイビング。 一番右の写真がその時の写真である。ちょっと小さくしてしまったが、見えるだろうか?
写真中心やや左にいる小さな魚は、ヨスジリュウキュウスズメで、その下にいるがモンガラカワハギである。

休憩が終わると、さっそく船に乗って、本日三本目のポイントに向かった。

3本目(ウーロンチャネル)

いつものように、器財をセッティングして、エントリー・・・。

囲まれたカメ しばらく、いくと目の前に カメ があらわれた。メンバーが多かったのか、みんなでカメを囲む形になった。
しばらく囲ったまま撮影大会が始まったが、おどおどして可哀相だったので、解放してあげる。


横切るオオメカマス さらにすすむ、サンゴの谷間を抜けて行く、
途中、目の前を、オオメカマスが横切ったり、周りを見回せば、魚の種類には事欠かない。

そこに広がったのは、何と巨大なサンゴ、 キャベッジコーラル というらしい。とても大きく、まるで1つのサンゴで出来ているような、 まとまり感があり、なんともすばらしい。 こういうとき、フィッシュアイレンズなんかが欲しくなってしまう。
一部ではあるが、切り抜いてみた、これがどこまでも(言い過ぎ?)続いているのです。
これには、とても感動させられました。

しばし、観賞タイム・・・。

キベッジコーラルを抜けて、ちょっと広いところへ出た
現地スタッフが、僕のエアーの残りを聞いてきたので60と答える

背中文字 すると、突然現地のスタッフが、もぞもぞ動き出したかと思うとBCをはずし始めた メンバーはみな何をするのかと、あっけにとらわれていると、BCとタンクを側に置き レギュレターは咥えたまま、Tシャツを脱ぎ始めた

ちなみに日本人のスタッフはちゃんとウエットを着ているが、現地のスタッフの人は タンパンに(海パン?)にTシャツだけでその上にBCを着て潜っている

すると、背中に「おめでとう、200&50DIVES」とマジックで書いてあった。

僕はすっかりその事を忘れていたが、これが50本目のダイビングだったのだ メンバーのSUNちゃんはなんと200本目のダイビングだ!!
いきなり、そこから水中での記念撮影会が始まった。
さっそく、例の記念フラッグを取り出し、メンバー全員で記念撮影 やったぜ!!あれ?メンバーが一人足らない、ミザリーはいったいどこへ・・・。

200&50本記念

100本記念ダイブはまたここ、パラオでできるといいなと思った。一通り撮影大会が終わると、 皆そろそろ、時間も残圧もいい感じなのでさっそく浮上していった。

船に上がってから聞いた話だが、あの時エアー消費の一番早い僕と、現地ガイドのタンクを交換して さらに、どこかに行くのかと思ったらしい、その時すでにダイビング時間は40分を回っていたので いったいどこへつれて行く気だと思ったとか・・・。

港に戻って、いつものようにホテルに送ってもらうため、車に乗り込む。
今日は、みんなでログを書きましょうと、言われ、お店の方につれて行かれたが、 みな、ログブックをホテルに置いてきてしまったので、ログ書きは明日 お願いすることして、そのままホテルに送ってもらった。

ホテルに戻ると、いつものように出の悪いシャワーを浴びて、1つの部屋に集まり いつものように、乾杯!!

そこで、今日の夕飯のお話、今晩は寿司を食べに行くことになった。 場所は歩いてすぐのところにあった。
店に入ると、怪し気な日本風のお店だった。店員に日本人はいないようだ。

とりあえず、ビールを頼み、みんなでにぎりをたのんだ。
店には、怪し気な演歌がかかっていた、曲は聞いたことがあるが、 歌っているのは絶対に日本人ではないようだ。
その曲を発している、カラオケの機械のような(実際カラオケの機械のようだったが) ものが近くに合ったので再生をとめると、 しばらくして気付いた店員さんが親切にまた再生していった。
うるさいから消したのに・・・。

しばらくして、箸だの皿だのがテーブルに並べられた、日本の事を勉強しているのか、 その並べ方については気を使っているようだった。
店員が並べて行く箸や皿の並びが違うと、別の店員にチェックが入り修正されていた。

しばらくして、目の前ににぎりが並べられた。
こんなところで、お寿司が食べられることは凄いが、味はふつうだったと思う。
さすがに、周りが海なだけあって、まずくない。
それを、食いらげると、そうそうに引き上げる。

ホテルに戻り、いつものように1つの部屋に集まって、ふたたびビールで乾杯 日に日に、部屋に集まってビールを飲む時間が短くなっている気がするが、気のせいではあるまい。

今日も、しばらく雑談をしていると、突然部屋の電話がなった。
電話を取ったメンバーが深刻そうな顔をしている様に見える。

電話を切ったところで事情を聞くと、明日は地元のお客さんも、一緒の船 にのるらいい、狭くなるので、なんだったら別のお店の船に空きがあるので、 そっちに乗りますかという電話だったらしい。
狭くても、別にかまわないと言う。

電話をしている姿が、深刻そうに見えたので、心配したが、たいしたことではなくてよかった。
しばらくして、それぞれの部屋に戻って行った。

2月28日 <3月1日> 3月2日

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