二日目

朝、暑くて目が覚めた、あれだけシュラフに包まって寝たので当たり前だが、昼 と夜の温度差が激しい、顔を洗って席に着く、時間はもう既に8時を回ってい た、みんなはもう2時間も前に起きているという、普段寝不足な毎日をおくって いるせいか、強いて迫るものがないと起きられないようだ。
朝食1 朝食2 朝食3

もうすぐ朝食だというのでそのまま待って朝食、味噌汁にご飯味、アジの開きだった。
ちなみに、一番左の写真は合成写真である。 遅く起きてきて、昨日の宴の片づけもせずに悪いと思うが、とりあえ ず目の前の食事をいただくことにする、味噌汁を飲んだ瞬間、日本人でよかった と思う、昨日の酒に犯された胃が静まる感じがする。
食事が終わると、あとは自由である。ゆっくりした時間が過ぎていき、 昼食の時間が近づいてきたので、用意することにする、メニューは冷やし中華、 金糸卵を切っている脇でみかど嬢がつまみ食いをしていたが、みなかったことにする。
昼食準備2
昼食も終わると、またのんびりとした時間が過ぎていった。
昼寝 食事が終わると、後は自由な時間である。今日は昨日よりも暑い気がした。
何をするのも自由である。ちなみに今回お世話になったキャンプ場の名は「自由キャンプ場」である。 そんなことはさて置き、基本的に何をやるかまったく決めてこなかったので、湖の周りを散歩したり、 釣りしたり、昼寝したり、ビール飲んだり・・・。
以下は西湖の周りを散歩したときに撮った写真である。 西湖は水がとてもきれいで、確認できるだろうか、写真をかなり拡大しているが、 2匹ブラックバスが泳いでいるのが確認できると思う。
水面 ブラックバス

最近忙しかった僕には考えられないくらい、のんびりとした一日をすごしたのだった。 マウンテンバイクを持ってきていた友人達は、MTBで湖の周りを回ったり、 隣の湖(河口湖)まで行こうと挑戦したりしていた。

太陽も頂点を過ぎだんだん沈んでいく中、最後の参加者ベーカーが到着する時間 が近づいてきたので、ファンキーと岩沢さんが、買い出しのついでにお風呂に入って、 駅まで迎えに行くことになった。
ここでみかど嬢が帰ることになったのでついでに送ってもらうことになった。

日もだいぶ低くなったころ、マウンテンバイクで西湖を一周して来ると言って、 出かけた女性二人組みが、なかなか帰ってこない。
てっちゃんが、二人を追うように西湖を一周してみたが、結局見つからなかった。
今度は男性二人、キムチ&てっちゃんで、お互いに反対周りしてみることにした。 しばらくすると、キムチが二人の女性を連れて帰ってきた。
てっちゃんはまだ帰ってこない、とりあえず釣りでもしながら待つことに、 しばらくするとてっちゃんが帰ってきた。
今日は、サイクリングで回り、捜索で回りいったい何周西湖を回ったんだろうか?

しばらくして、全員がここから居なくなるのもまずいので、 女性陣と男性陣に別れてお風呂に行くことになった。
まずは女性陣、キャンプ場の人に聞いたところ、近くのお風呂の割引券をも貰ってきたので、 そこに行くことに決定、歩いていける距離ではないので、てっちゃんが車で送ることになった。 しばらくするとベーカー登場、買い出し組みが帰ってきた。
そして女性陣も帰ってきた。しかし、ここでハプニング発生、どうも女風呂のガラスが割れて風呂の中に入ったらしく、今、水を抜いて掃除を始めたとのこと、そのため、今お風呂は大混雑でだめみたいだと言う、しばらくまったが、らちがあかないので、お風呂屋さんに電話したところ、やっぱりだめだなので、こちらのお風呂に行ってくださいとと別のお風呂を紹介された。

仕方がないので、そっちのお風呂に行くことにした。やはり歩いて行ける距離ではないので、私の運転する車で行くことになった。場所は西湖を抜けて河口湖のほうへ、湖の北のほうにある。しかし、行けども行けども、それらしき建物が現れない、このまま一周しちゃったらどうしよう、などと言いながらなおも進んでいく、途中Yの字になったところを右に行こうとした時、横に乗っていたキムチが叫んだ、その交差点の左に曲がったところにあったのだ、もう少しで一周してしまうところだった、矢印に沿って進んでいく、今度は、夜なのに電気もつけずにちっちゃな看板が影においてあった。またもやもう少しで行き過ぎてしまうところだった。そこを左に曲がり、進んでいくと左側に怪しげな博物館のような敷地がありその脇をすり抜けていくと、ようやく着いた。

さっそくお風呂にありつくことに、女性陣が行ったところと違いこっちは温泉らしく、向こうよりも高かった、 しかも割引券が使えないのでちょっとショックである。 お金を払い中に入る、脱衣所で着替えていて、ふとお風呂のほうを見ると、みな裸で立って並んでいるではないか、 キムチにあれなんだろうね、まさかね?と話しながらやな予感が頭を過ぎる。
お風呂に入って予感的中、洗い場の後ろにみんな立って並んでいるではないか、私はお風呂に入って並んだのは始めてである。 ようやく自分の番がきて体を洗うことに、後ろのたくさん視線の中で体を洗うと言うのは、なんだか変な気分である。
体を洗い湯船につかる。やはり温泉はいいものである。しばらくつかり、露天風呂のほうへ行ってみる、 やっぱり人がいっぱい居る。隙間から入り込んで何とかつかることは出来たが、中に比べてややぬるい感じがした。
時計を見てみると、入ってから45分そのうち15分は並んでいたと言う、まだ入浴料¥1000分堪能していない気はするが、お腹が空いてきたし、早く帰らないと私たちが最後なのでほかのみんなに食べられてしまう恐れがある。 そこまでは言わないが、確かに腹は減っているので、早々にあがって帰ることにした。
さっさと着替え、車に乗りかえりを急ぐ、途中当たり前だが、法廷速度を守って運転している方が居てその後ろ2台その後ろを私たちが付く、途中の十字路で一台は右へ一台は左へもう一台は右のかどのガソリンスタンドに入っていった。アクロバットを見ているようでちょっと楽しかったので、ちょっと報告。
キャンプサイトに帰ると、案の定みな食べ終わって一段落していた、 慌てて後を追うように食事をよそってもらい、ビールでカンバイ。
今夜のメニューはチゲ鍋、辛さも程々でなかなかおいしかった。
デザート しばらくするとパン職人ことベーカーが立ち上がる。すると女性陣の顔が変わった。どうも、デザートの時間のようだ。
しばらくベーカーの職人技を後ろから眺めている。するとオレンジリキュールのいい香りがしてくる。
でてきたのはクレープ生地煮込み「クレープシュゼット」日本語で言うと何とも情 けないが、これがうまい!オレンジリキュールで作ったソースがクレープによく染み込んでいて・・・、料理の味の説明をするのは苦手なのでこのぐらいにして、とにかくおいしかったです。
その後は、すいか出てきた、もう至れり尽くせりである。
デザートも食べたことだし、予定よりちょっと時間が過ぎているが、花火大会を始めることになった。
はじめに一番でかいやつをやってしまう。結構音が出てびっくりしたが、まあまあだった。 ちょっと時間が遅いので、うるさいのを避けようと、説明書きを見ながら、音がすると書いてあるやつを省いていった。
手持ち関係は、すべて出来るので、みんなでまわしてわいわいがやがや、説明書きには星がどうのとしか書いていないやつをやってみる、”パン!”めちゃめちゃ音が出た、聞いてないよと言うよりか書いてないよ、音がするって書いておけって、感じである。
あっという間に花火大会も終わり再び大人の時間が始まった。
団欒 私は子供なのとやはり西湖の夜は寒いので早々にシュラフの中にくるまってしまった。体が温まると、日ごろの疲れと、昼間の疲れのせいかあっという間に、遠い世界へ行ってしまった。

三日目


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