小笠原大紀行3

小笠原大紀行

4月30日
今日も6時45分に目覚ましをかける。
50分には起き上がり、いつものように7時から朝食だ。

今日は昨日よりも天気はいいようだ。ただ、少し風が強いかな?

食堂の席に着くと今日の海様子を聞く、やっぱり東側は潜れないらしい。

今日の一本目は「大岩」というポイント
エントリーしてすぐに砂のなかにエイがもぐりこんでいるのを発見。
普通、「私は気付かれてない、気付かれてない」となかなか動こうとしないのだが、 ほとんど近づかないうちに、あっさり逃げていった。

ここは砂地が多いポイントあちこちにミナミダテハゼの巣穴が見える。
その先には砂地と言えばということで、ガーデンイール(チンアナゴ)が観察できた。

本日の2本目は場所もポイント名も秘密ですが、すごいパワーのあるポイントだった。

エントリーすると、すぐに岩の裂け目にこれでもかというほど カノコイセエビ(アカエビ型:固有種)が詰まったエビ団地があり、 そこから回り込んで洞窟に入っていく、入るときは良かったのだが、 洞窟を抜けようとすると、轟音と共に流れが速すぎてなかなか外に出ることが出来なかった。

岩にしがみつき、這うようにしてようやく洞窟を抜けると、 今度は目の前に2匹の大きなマダラエイがお出迎え、 というか、後から聞いたのだが、威嚇されていたらしい。
ガイドもエイの毒針に気を付けろとしきりに掲示板に書いて教えてくれた のはちょとあせっていたのか?

その先にはマダラトビエイが大小10何匹が渦を巻くように旋回している。
あまりにその輪が大きいため、僕の24mmには収めることが出来なかった。残念。

その他の確認した生物
・カザリイソギンチャクエビ
・ユビウミウシ
・オグロクロユリハゼ

ここは潮、流れ、人数とかなり条件がそろわないと潜れないらしい。
とてもラッキーだった。

港に帰る途中(だったと思う)、クジラを発見、島の観測所から無線が入ったらしい。
僕にとってはこれが初クジラになる。過去2回小笠原に来ているが、見たことがなかった。

遠くの方で背中を見せたり隠したりしながら泳いで行くのが見える。
チョット距離があったため、本当に小さくしか見えなかった のはちょっと残念だが、クジラが見れたのはラッキーだったと思う。

夕焼けツアー

夕食前の散歩から帰ってくると、宿のみんなが車にのってどこかに出かけようとしている。
そこへマッチが、夕焼けを見に行きませんかというので、ご一緒させてもらう。

席が一杯なので、荷台に飛び乗る。

場所は昨晩、ナイトツアーで土星を見た高台でそこから夕日が沈むのを観察する。
ここで初めてデジカメのAE7連射機能を使ってみる。
柵の柱にデジカメを固定して撮影する。下がその画像。

夕焼け

夕食のあとマッチにお願いして、ログ付けをしてもらう。僕が取ったデジカメの写真 を見ながら、いろいろと説明してもらった。

マッチの話はとても面白い、さすが頭領の息子といった感じか(?)
でも僕とマッチでマクロな話が始まるとSUNと一緒に潜った女性は ちょっとつまらなそうだった。

4月29日4月30日5月1日

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