ラパス大物ツアー

アシカ三昧?

10月13日
ピックアップ待ち 今日も7時起床、7時30分にピックアップになっている。
ちょっと遅れて、スタッフが向こうの方から走ってきた。
まさか、事務所から走って来たとは思えないが、ご苦労様です。

その人の案内でタクシーで事務所へ、今日は事務所で朝食を取ってから の出発となるらしい。


朝食 僕ら6人だけかと思ったら、もう一人食事をしている人がいた、 おそらくその人も一緒だろう。

事務所には犬もいて、けっこう人懐っこい。しかし、奥には、お客さんがいるときは檻に 入れておくという黒い犬は番犬で凶暴らしいので気をつけよう。

今日の朝食もタコスだ。僕は昨晩トランプの賭けで負けたので、全員分の食事の準備をする。
食事が終わると、車に乗り込んで早速港に向かう。


昨日乗った大きな船が留まっている。しかし僕らのメッシュはその手前の小さなボートに 乗せられている。まさかとは思ったが、それが今回僕らが乗る船のようだ。

船が出港する前にタンクのセッティングをしてしまい。前のタンク置き場にまとめておく。 今日のポイントはアシカのポイント「ロスイスロテス」。
ポイントまではスピードボートでも1時間30分ぐらいだ。

ただ、大きな船と違い、ポイントに着くまでの間、のんびりというわけには行かない。 船が小さいし揺れるので、船が動いているときは船内の移動はまず無理。
いつものようにドリンクは飲み放題だがコレではそれも難しい。

せっかくビールを持ち込んだのにこれでは飲むタイミングがないだろう。

???・・・

ポイントまでは皆ほとんど無言のままだった。ポイントに着くと船がたくさん留まっている。 僕らの船は船がたくさん留まっている島の中心の方からは離れ、端っこの方に留めアンカーを打っている。

みなが島の中心に固まっているということはなにか理由があると思うのだが・・・。

早速ポイントの説明を受けて、ダイビングの準備を始める。エントリー直後サヨリの群れが横切っていった。
1番にエントリーしてよかったと思った。二人目がエントリーする頃には既にその群れは遠くのほうに行ってしまった。

皆がエントリーしてガイドは島の方に向かって泳いでいく、島の壁が見えてくると 船がたくさん留まっていた左の方とは反対側に泳いでいった。

(?)あれれいったいどこに行こうというのだろうか不思議に思ってついていくと岩と岩の間に入っていった。
しばらくそこを進んで行くとなぜか引き返してきた、いったい何をしたかったんだろう?

岩の隙間を抜けると、今度は右の方へ少し行くと大きなボスらしきアシカが島の壁に沿って泳いでいる。
よく見るとその向こう、壁すれすれに子供たちが泳いでいるのが見えるが、ボスよりも沖には出てこない。
おそらく1歳児であろう少し大きなアシカがちょっと沖まで出てくるが、ボスが警戒しているせいか、 いまいち好奇心の眼差しでおめめクリクリというわけにはいかないようだ。

しばらくボスを眺めているしかなく、あきれてSUNがガイドにアピール。「アシカ達はどこ?」 というような仕草をすると、じゃあ行こうと沖の方に泳いでいった。 しばらく沖へ進み大きく弧を描くように島と平行に泳ぎ出したかと思うと遠くの ほうにアンカーのロープが見えてきた。あれれ、エキジットなの?

結局、みなのテンションが下がりきったまま一本目が終わってしまった。
いったいあのガイドの行動はなんだったんだろう。謎だ。

エキジットした後の船の上でも、ちょっとドンヨリとしたムードが漂っていた。
一緒に船に乗ってきた日本人のスタッフも、 「ボスが海に出ちゃって、子供たちがみんな陸に上がっちゃってますね。」
というようなホローしていたが、理由はどうあれ結果は結果である。

前日までに、スタッフもお客さんも当たり前のように、 「遊んでくれますよ」と言っていたのに!!

こんどこそ・・・

今回前のりしていてこのポイントが2回目の大ちゃん、 前回も真中は遊んでくれたが端のこの辺では遊んでくれなかったと訴えてみる。

その結果、船を移動して島の真中の方に移動してアンカーを打ちなおすことになった。
その前に撮影タイム、船を島にギリギリまで移動して撮影タイムを作ってくれた。

船を島の真中に移動しての2本目、エントリーするとさすがダイバーがわんさかいる。
あるポイントに来ると、さらにダイバーが固まっているポイントがある。

ぼくらも負けずに覗いてみると、岩の下が洞窟のようになっていてそこからアシカ達が顔を出して ダイバーとじゃれ合っている。
少し先の方の空いている方に行ってみると先に行っていた大ちゃんがアシカとじゃれ合っている。
ほらほら遊べるよというように、メンバーを呼んでくれた。

そこからは、アシカちゃんとじゃれまくりである。
ちょっとした穴の入り口で待っていると、息継ぎしてきたアシカちゃんが、 好奇心の眼差しををクリクリさせて近づいてきて、あま噛みしてくれたり、サワサワさせてくれたり、 しばらくするとアシカちゃんは息継ぎのためにいなくなるが、 すぐに戻って来て、またクリクリ、カミカミ、サワサワとこれの繰り返しである。
とっても幸せな気分にさせてくれた。

しばらく遊んだので別の人と交代する。 次はガイドの案内でちょっと移動して、洞窟の中に入っていく。
洞窟の中ではたくさんのアシカちゃんたちが、水面と水底を行ったり来たりちょっと興奮気味で泳ぎ回っていたが、 先に入っていた人がなかなか代わってくれず、ほとんど遊ぶことが出来なかった。

こうして、楽しい(?)ダイビングが終了した。
1本目はとっても残念だったが、2本目は何とかアシカちゃんたちと遊ぶことができてよかったと思う。
1本目も判断を誤っていなければと思うと悔しいが、ここはガイドの技量もあるが運もあるので仕方がない。

これがSUNの300本目のダイビングとなった。僕はすっかい忘れていたが、エキジットの時間だとわかると 本人みずから、ねっ、写真とってと言ってきて思い出した。
大ちゃんは先にエキジットしてしまったので、他のみんなで集まって写真を撮った。

本日2本が終了して3本目の相談、3箇所候補があって、地形系か沈船系か??系か
即答で地形系以外と皆の意見が一致した。後はどちらでもいいと、もう一人のお客さんにも意見を求めるが どこでも良いという。

昼食 そんな相談をしながら、近くの浜に上陸して昼食にすることになった。
小さなボートなのでそのまま海岸に乗り上げる。

日差しが強いので、ボートの中で昼食を取ろうと思ったら、船長がアンブレラがあるというので せっかくなので浜で食べることにする。

昼食の当番はSUNが担当というよりか罰ゲームだ。
文句だらだら準備をしていた。

海岸にはカモメと思われる海鳥がいたので、古いパンがあったので小さく千切って投げてみた。
すると、ものすごい勢いで、走ってきてついばんでいった。

食事が終わると、早速三点を準備してスキンへと思ったが、 その前にSUNのために300本記念の写真をもう一度撮っておこうと思った。 海岸に300と書いて、みんなを呼んで、写真を撮る。

300本記念

それが終わると、三点をつけて海に飛び込む。
水がとても綺麗だ。スズメダイの仲間やベラの仲間がたくさん泳いでいたので、 先ほどのパンを持ってきてみる。

すると、ものすごい勢いで、魚達が集まってきた。餌を手で持っているのが怖いぐらいだ。
ふと見るとハリセンボンを発見、捕まえてみる。コツはまず驚かして膨らますこと、 そうすると泳ぐスピードが遅くなるので捕まえやすくなる。ただしそうとう痛いけど。

そろそろ時間が来たので、片付けをして3本目の準備をする。
3本目は沈船ポイント「ファンミン」に決定した。

ポイントに着いて早速準備をしてエントリー。

コルテスエンジェルフィッシュ エントリーしていきなり驚いたのは、前回「サンラファリート」というポイントで、 数匹確認しただけだったコルテス海の固有種”コルテスエンジェルフィッシュ”が 沈船の壁にたくさんいたことだ。

正直言ってあまり綺麗ではないキンチャクダイの仲間だが、個人的には感激した。
沈船の反対の壁に移動した時には日本では見たことがない魚が向こうが見えないほど群れていた。

ここでガイドが下(潜行)に行ってもいいかと聞いてきた、僕はあまり考えずにOK、OK!と答える。
すると、ガイドはみんなを呼んで潜行していった。
そこには大きな穴が空いていて、拳大のジョーフィッシュが顔を出していた。
とんでもない大きさにビックリしているうちにガイドが浮上の合図、 後から考えたらコレが本日3本目だったので最大水深を気にしていたようだ。 一応コンピュータを見ていたので大丈夫だろう。

次は沈船の中に潜入、中はあまり装飾品はなくどちらかというと貨物船だったのではないかと思う。
その後は船の周りをあっちに行ったりこっちに行ったり、とちゅう、興奮してガイドが呼ぶので行ってみたら、 ほらココにタコがいるよ紹介してくれた。

「タコかよっ!」と思ったが一応指でつんつんしてみたら、ちょうど手袋がはげていて生指になっているところで 吸盤が吸い付いてきてビックリした。
後から聞いた話だとしばらくタコと遊んでたのを目撃したとの証言を得た。このガイドはタコ好きと判明
その後もいろんな魚や船を観察してエキジットとなった。

エキジットの間際にSUNは藤壺のようなものからちょこんと顔を出した。ギンポの仲間のような魚を見つけた。
頬に丸い模様をつけたかわいい魚だったが、種類は不明である。

エキジットすると、そのまま港に引き返す。 途中イルカのような物がちらりと見えたが、すぐにいなくなってしまった。

港に着いて、せっかく持ち込んだビールを結局飲まずに港までもって帰ってきてしまったので、 港で開けて帰りの車の中で飲みはじめてしまった。

ホテルに戻り僕らの部屋に入ろうと、きむちが部屋の鍵を開けようとしたが、カードキーがまったく機能しない。
それを見ていた受付おお姉ちゃんが、機能しないのか?それならこれを使えと新しい鍵をくれた。

部屋に荷物を置くと、いつものようにプールで塩抜き、今まで部屋にあったバスタオルを使っていたのだが どうも、プール用のボディタオルを借りられるらしいので、せっかくなので借りることにする。

さすがにリゾートといった感じだ、部屋にある白いだけのバスタオルとは違い、 グリーンのちょっとオシャレ(?)なタオルが出てきた。

ビールを片手にプールへ、やっぱり日本人なのかはしゃいでしまう。
しかも今日はアルコールが入っているのでしんどかった。 しかも最後に息止め競争したりなんしちゃったりして・・・。

皆がシャワーを浴びるのを待って買い物に出かける。

ここで気になったので僕のキーも使えるか調べてみる。
ん〜やっぱり使えなかっので受付に返してしまった。

スーパー 近くのスーパーで買い物をする。お土産屋さんではなくほんとに現地の人が買い物に行くようなスーパーだ お菓子や洗剤、フライパンから紙オムツまで何でもそろう。

ここで地元でしか手に入らないような、珍しいものをお土産代わりに買い込んだ。
ここラパスは特に観光地化しているわけではなく、 一応海岸通沿いにすこしのお土産屋さんはあるが、ただのメキシコの田舎町といった感じ。

レジを済ませて、お店を出ると僕らが最後のようだった。


一度ホテルにもどって荷物を置いて夕食へ
今度は海岸通りを左の方に歩いていったが、めぼしいお店が見つからず、ぷらぷらしていた。

サービスのスタッフが帰りの車の中で今日は日曜日なのでお酒は8時までしか買えないよ と言っていたのを思い出して食事の前にビールを買込んでおくことにする。

メキシコ版コンビニのようなところでビールを買う。棚に5.6ペソと書いてあったが計算すると 1本10ペソちょっとになる計算、どういうことか聞いてみるが相手はスペイン語なのでまったくわからない。
しばらくの話し合いの結果、おそらく8時(たぶん)以降深夜料金が追加で取られるのだと、いっているようだ。
それを理解するまでに時間がかかってしまった。

夕食1 海岸通をどこまでも歩いていくが、いまいちひかれるお店はなく途中で引き返してきた。
結局ちょっと高そうなシーフードレストランへ入る。

食事中入り口にあった水槽から熱帯魚をビニールに入れてどこかに運んでいく叔父さんが、 とても気になってしまった。
それも2〜3回見かけてた。いったい何をしているのだろうか?


夕食2 本日の夕食の注文という罰ゲームは昼食に引き続きSUNが担当
外観のイメージ通りちょっとお高め、US$で二桁以上、三桁のメニューは頼んじゃ駄目という 暗黙のルールのもとに注文する。

ちょっと頼みすぎたか、ちょっと残してしまった。


ホテルに戻るといつものように、僕らの部屋で集まって今日はログ書きをした。
「SUNちゃん300本おめでとう!!」

みんなが帰った後、トイレに入った。トイレが壊れ機能しなくなった。
受付に助けを求める。日本にもよくあるパッコンってやつを(正式名称は不明) おじさんが持ってきてくれた。
それでなんとかなおった。チップはと思ったが、パッコンを持ってきてくれた以外 全部自分でやったので、まいいかとグラシアスといって扉を閉めてしまった。

今日はなんかくだらないことでとても疲れた。

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