・・・本日よりQ太郎、一人旅。・・・
6:30起床。後部座席は今ひとつ足が伸ばせず 体がギクシャク。顔を洗って、パーキング横の芝生の上で朝食の 準備。昨晩は見えなかったけれど、ここって海のすぐ近くだったのね。
朝食は、コーヒーとスクランブルエッグとガーリックトーストベーコンのせ。 体育座りして食べていることを除けば、海を眺めながらの朝食はとても優雅。
7:30柏島へ向けて出発。道がどんどん狭くなってきて不安。
途中でお猿の集団に出くわす。危うく引いちゃうところであった。ほっ。
ダメだよ、道の真ん中に座ってちゃ。
8:30橋を渡って柏島に到着。島へ辿り着くまでの道のりは 山の中なのに島につくと急に集落があって開けている。 いろいろな養殖をやっているらしく、海には囲いが浮かんでいる。 漁港から覗いた海が、めちゃくちゃ透明なのに驚く。
今回利用するシーエアー柏島(TEL0880−76−0076)
http://www.gallery.ne.jp/~seaair/
は島に入ってすぐのところ。オーナーの長尾さんは、朴とつとした感じの
いいオヤジ。自分で毎晩お酒を飲みながら、自分のところの
HPやメールチェックしているというから、実はなかなかヤルのである。
ガイドは、松本さんという30代半ばのスキンヘッドのお兄さん。
なかなか親切な人であった。お客さんは、私の他に2人だけ。
そのうちの1人は、カードを取りに来ているから、潜るお客は
実質2人だけ。贅沢なのだ。
Q太郎は約半年ぶりのダイビング。今回はリニューアルした スキンのウエットのツーピース。が太ったのか、着るのにムチャクチャ 時間がかかった。肩で息をしながら船へ。苦しい、ぜいぜい。
船で5分位のダイビングポイントへ。水温は21℃。うねり少々。
フードを被り、いざエントリーしようとしたところで、気が付いた。
・・・レギュレータにマウスピースがない。
この間オーバーホール出したら、マウスピース切れてたとか言って
外されてたんだ。すっかり忘れてた。
とりあえずそのままくわえてみたけど、固いじゃん。
絶対水が入ってきそう。
仕方なく、オクトパスのレギュを使う。でもこれって人に貸す為に
あるから上下逆さま。ムチャ、使いずらい。ちょっと考えてから、
オクトを頭の後ろから回せば何とか使えることを発見。う〜む。
で、エントリー開始。ポチャン。透明度抜群、と思ったら・・・。
うわぁ〜、マスクに水がじゃんじゃん入ってくる。
流されちゃまずいと、必死にアンカーロープまで辿りついて、
足でロープをはさんで、マスクを直すけれど、全然だめ。
うねりがあるので、溺れそうになる。
他の人が下で待っているのが見える。うぇ〜ん。
波に弄ばれながら、必至にフードを外したら、やっと水は入らなくなった。
後でよく考えたら、フードとマスクの間に隙間が出来ていたのだけれど、
フードを殆ど被ったことのないQは、それに気づかなかったのだった。
何とか潜行開始。海の中に入るとうねりもなく、透明度もよいので落ち着く。
しかし、さっきの騒ぎで、マスクのくもり止めが取れたらしく
ひたすら、マスククリアを繰り返すダイビングとなったしまった。
柏島の海は、かなりの穴場!めちゃくちゃおもしろかった。
特にマクロ好きフォト派ダイバーには絶対お勧め。
ショップの人に、あまり人が来ると海が荒れるから、友達に柏島を
宣伝しちゃダメだとよ、本気とも冗談ともつかないようなことを言われた。
2本のダイビングで、
ネジリンボウ、フリソデエビのペア、ジョーフィッシュ、クダゴンベ、
ホタテツノハゼ、etc・・・
次回はカメラを持って、じっくりと腰を据えて行きたい。
ダイビングの後は、島の入口にある町営のキャンプ場(¥0)へ。
海辺のキャンプ場できれいに整備されている。
先住者1名。タープの下から足しか見えないので、ミスター足と命名。
ミシター足はずっと読書をしているらしい。
暗くなる前に設営を始める。海からの風が結構強い。
新島でのツライ思いが頭の中をよぎり、石を多めに拾ってくる。
島の真ん中の食料品店で、ビール、あじの開き、納豆を購入。
テントに戻って、ご飯を炊く。
本日のメニュー、あじの開き、納豆、ベーコンポテト、ごはん、ビール。
ミスター足は、外に食事に行ったらしくお隣は真っ暗。一人ぽっちだあ。
寒くなってきたので、テントでに入ったら何時の間にか寝てしまう。
さすがに1人だと物音に敏感になって(?)何度か目を覚ますが、
気が付いたら朝であった。爽快爽快。
QQQQQQQQQ
Q太郎
QQQQQQQQ