桜前線春景色

長旅の向うに見たものは・・・

朝、??:??お茶の水で待ち合わせをした。

近いといっても、都営新宿線の小川町から、JRのお茶の水までは結構ある。
千代田線のフォームを通れると階段を上がってすぐなのだが・・・。

仕方ないので、一度外にで行く。
距離的にはそんなに無いのだが、これだけの荷物を抱えて、なぜか片手に缶ビール6本 抱えて、時間は超ギリギリ、めい一杯走って切符を買い、ホームに走りこんだ。

「プシュー」の音と共に電車の扉が閉まる。
まさにその電車に乗る予定で、待ち合わせをしていたのに・・・。
間一髪?で遅れてしまった。ホームの向うの方に、メンバーが集まっていた。
とりあえず謝る。SUNからはお叱りのお言葉、 ビールを持ってきたと言ったら、そんなの持ってきたからと さらに怒られる。(結局飲むくせに・・・。)

電車でビール

仕方ないので、次に来た電車に乗る。当初の予定とちょっと違う方法で現地に向かう。
電車に乗り込んで、すぐにはビールは開けなかった。
さすがに、これだけ他のお客さんがいると、気が引けるものがある。

そして貸しきり

電車は、どんどん田舎の方に向かっていく、お客さんの数もだんと減っていき、 結局、ビールを開けてカンパーイまではしなかったが、のみ出してしまった。
6本なんてあっという間に無くなってしまった。

電車の中も次第にお客さんが減っていき、なぜか僕たちのいた車両は、 貸し切り状態になってしまった。
電車全体では、まだお客さんはいるはずなのに、なぜだろう?
たまたまだったのか、僕らのことを怪しいとを持って、避けていったのか・・・。

青梅到着

電車は、さらに進み、青梅に着いた。
駅を出るとさっそくコンビニを探しす。目的はビール、なんとか2件目でげっと、 東組御一行は、ビール片手に花見会場に向かった。

会場までの道のり

そこから、会場までの道のりを歩き出す。
西組みのメンバーはすでに場所を取って準備を進めているはずである。

それにしても駅からかなり遠い、どのくらい歩いただろうか ようやく、それらしい場所が見えてきた、橋を渡ったすぐの所だというので、 みな何の疑いもなし橋を渡っていった。

橋を渡ってかなり上流の方まで行ったが、おかしいということで戻ってくると、 反対岸の橋の近くに西組みのメンバーが見えるではないか 位置関係がよく分からなくなったが、とりあえず会えたのでよしとしよう。

宴会1

さっそく宴会が始まった、西組みのメンバーがから揚げを揚げたりしてた。
みな真上に桜の木がたくさんあることもまったく気にせずに 騒いでいた。何を思ったのか、突然氷の背中入れ大会が始まってしまった。
みなで、氷を背中にほうり込むのである。

これだけの人数がいると、買込んだ酒もあっという間になくなてしまうので 近くの酒屋に買い出しに行く。
一回二回はいいのだが、それが、四回五回と増えていくと、買い出しに行く方も大変である。
ある程度交代で行くのだが、お店の人は同じメンバーだと分かるだろう、そのうちお店の人と 話をしたりして、お友達になってしまった(言い過ぎ?)

結局、何回買いに行ったことか、お店の中のいくつかの商品は、売り切れになっていたのは 気のせいだろう。

宴会2

酒も進み、みな酔っ払いだすと、そのうち氷入れ大会が始まった。
みんなして背中に氷を入れ合うのである。 なんともくだらないことだが、みな酔っ払っているので、なんだか楽しい。

そのうち酔っ払い者続出、そのまま寝てしまうものや、寝転んだまま川に落ちそうになる者もいた。

みな、騒ぐのに飽きると、うろうろと散歩をしだす。
いまになってやっと、今回の本来のテーマに触れてみる。
このままでは、ここまで何しに来たのか分からなくなってしまうところだった。

桜のある風景

川を渡る橋の所まで来てみる。
ここまで来ると、川沿いの桜が見渡せ、近くの背が高い桜も目の前で見ることが出来る。

みな、やっと、桜と一緒に写真を撮ったりし始めた、今までは桜は愚か写真すらあまり取っていなかった。

そろそろ、日も傾きかけて来たので、そろそろ焚火の準備を始める。
まずは焚き木の準備、周辺で焚き木を探す。

薪拾い

焚き木は、川沿いを探して調達してくる。
初めは、近場で集めていたのだが、そこの焚き木が無くなると、今度は橋を渡って川の反対側までいき その向うの林の中から調達してくる。

たくさんの焚き木を抱えて橋を渡るのは結構恥ずかしい。

運んでも運んでも、焚き木はすぐに燃え尽きてしまう。
もう既に当たりは真っ暗になってしまい、橋を渡って林の中を探りに行くのは困難になってきた。

今度は、橋を渡らずにこちら側の裏にある林に忍び込む。
ここも、これ以上暗くなったら、調達は困難になるだろう。

焚火

焚火を囲んでの団欒、焚火以外の光は何も無い。 この雰囲気なかなか、いい感じである。

しかし、この団欒をこのまま続けていくわけには行かない。
みな忘れてそうになっていたが、あの長い道のりを電車できたのである。
僕らは、その道のりをまた帰らなくてはならないのである。

そろそろ、終電も怪しくなってきたのでお開きにする。 また、ここから歩いて駅まで向かわなくてはならない。

駅に着き、メンバーの一人が気分を悪くする。
一人だけ、車で来ていたメンバーがいたので、一緒に車で送ってもらうことにして 僕らはまた、電車に乗って都会に向かって帰っていった。


ページトップ  もどる  ホーム