西表
めざせ仲ノ御神島
21日:
7時15分起床、7時30分から朝食、8時30分ピックアップ
昨日とは違いすぐ裏の港から出港ようだ。
今日は「オガン」というポイントを目指すらしい。
そこは、西表でも有名な大物ポイント。過去にジンベイも出たことがあるという。
ポイントまでは結構距離があるので、船のなかでゆっくりする。
船が大きいので、楽チンだ。
一本目:仲ノ御神島 東の根
遠くの方に大きな岩の島が見えてくる。あれがオガンだという。
ポイントに着くと、既にいくつかのサービスの船がアンカリングして停泊している。
うちの船もアンカリングを試みる、スタッフの女の子がスキンで泳いでアンカリングの位置を確認する。
あとで分かるのだが、とても狭い根にアンカリングしなくてはならないらしい。
何度か試みるがが失敗、女の子はあの流れの中何度も海に飛び込んで確認していた。
必至に泳がないと、どんどん流されていってしまうのだ。お疲れ様です。
仕方がないのでドリフトに変更、ダイビングの準備をして、
船長(ウメさん)の合図とともに、次々にエントリーしていく。
そのまま一気に潜行して、流されながら根につかまるのである。
根に着くと、そこは急流のような流れで、少しでも顔を横に向けるとマスクが流されそうになる。
その根にしがみついて獲物を待つ。
しばらくするとイソマグロの群れがやってきた。
彼らはこの流れの中優々と泳いで僕達の前を漂っている。
僕はこんな流れの中カメラを2台持ってきたのだ。
1台は一眼レフのハウジングでもう1台はデジカメのハウジング、流れが速いので、カメラを持って
構えるのもやっとだというのに、もう1台も流されないように持っていなくてはならない
しかも、自分自身も流されないようにしなくてはならない。ん〜手が足らない・・・。
何とか両方ですこしずつ撮影したころ、最初に遠くの方にしがみついていたSUNが隣りにやってきた。
そして、デジカメを受け取って自分でも撮影していた。
その後もイソマグロが行ったり来たり沈んだり浮かんだりしながら、
かなり近くで観察することができた。
こんなに近くで、こんなにゆっくりと観察できたのには驚きだ。
僕の右手は自分をささえるためにプルプルいっているが・・・。
ゆっくり観察した後は、ガイドの合図で一気に流されて浮上しながら、
安全停止をしてエキジットした。
船を島の裏側の波の静かな所に移動して、昼食の時間、僕らはお弁当とお茶を持って船の上の方に上がって行く。
普段、船の上ではあまり食べられないのだが、小笠原の一件(2002小笠原編参照)以降、結構平気になっている自分に驚く。
昼食の後はかき氷のサービス、船の上でカキ氷が出てくるとは思わなかった。
ピングーのカキ氷機がオチャメ。
そのあとスキンで遊ぶ、とりあえず3点もつけずに船から飛び込んだ。立ち泳ぎをしながら、
船から順番にマスク(スノーケル)、ブーツ、フィンと投げてもらう。
普段、フィンをつけて泳ぐことに慣れてしまっているので、3点を水中で全て装着するまでに
疲れてしまった。
2本目 仲ノ御神島 天馬崎
エントリーして少し進むと大きな岩がそこにあった。そこへ、ウメイロモドキの小さな群れが横切って行った。
とてもきれいな魚でこれが群れでいるとさらにきれいだ。かなり近くで観察することができた。
とてもきれいだった。
3本目 仲ノ御神島 西
昼休みにスキンで遊んだポイントを今度はスキューバで潜るようだ。
ここは岩と岩の間に砂地があり、波の影響か砂が波模様となってとても綺麗だ。
港に戻っていつものように宿に送ってもらう。
僕らも今日からINBUSの部屋に移動だ、宿の人が荷物は移動しておいてくれた。
夕食前のビールを一杯と思い近くの「新八食堂」に向かったが本日日曜日のため休業日らしい残念。
ビールを求めて今度は宿の反対側へ、しばらく行った所に自動販売機を発見。
昨晩あれだけさがして見つからなかったのにこんな所にあったのか。
せっかく食前に一杯と思っているのに、缶ビールじゃ味気ないと、
僕は昨晩ビールを求めてさまよったときにレストランがあったのを思い出して、そちらに向かってみる。
しかし、そこも本日休業日の札が・・・。
仕方なく宿に戻る。すでに夕食の時間のようだ。
今買い込んできた缶ビールで乾杯する。
夕食後、サービスのうめさんに送ってもらい白浜の方にある「ガゼボ」というお店に向かった。
途中マングローブが群生する川を渡った。車のヘッドライトを消すと、月明かりがとても綺麗だ。
まぶしいほど美しい月、月明かりだけで運転ができるほどだ。
そこを抜けて、しばらく道なりに進んで行く。お店はすこし奥まった所にある。
しばらくして、Qちゃんの知り合いがお子さんを連れて登場。
子供大好きの私としては、お酒よりも子供のしぐさによってしまい(?)釘付け状態だった。
しばらく、遠くから見ているだけだったが、ついに我慢ができなくなって、だっこをさせてもらった。
アルコールが入っているので、あまり動き回るのが恐かったが、とても可愛いお子さんでした。
てきとうなところでお開きとする。
会計を済ませて外にでてみると、月がとても綺麗なので、ちょっと散歩をして帰る。
そのあいだにウメさんが車を出してきてくれた。
奥まった場所にあるお店から通りの方にでてみる。電気一つ無いのに、
歩くのに苦にならないくらい明るい。
こんなに月が明るい夜は始めてた。このまま宿まで送ってもらった。