前日に、メールが入る。
今回若者が、会社の用事で今回不参加の知らせが入った。
ということは、僕が一番年下になる(25才ん〜)
当日、6時に僕の家にてっちゃんが来て、そこから近くのメンバーを拾っていく計画
僕はちょっと寝坊、前日遅くまで仕事をしていたので、基本的には何もしていない状態。
慌てて準備をしていると、てっちゃんから電話が入る。
渋滞にはまってしまったらしい。僕は内心ホットした。ちょっと余裕が出来たからである。
それでも、時間が無いのは変わらないのだ慌てて準備を始める。
先に僕が近所のメンバーを迎えに行ってしまえば、ちょっと効率が上がるかと思い、
再び電話、まだかかりそうだというのでそのように予定変更。
一通り準備を終え、さっそく迎えに行くために車に乗った。
交差点で信号待ちをしていると、前方からてっちゃんの車が現れた。
あわてて、携帯に電話してとりあえず引き返す。
僕の荷物を詰め込んで、さっそく出発。
今回、初参加のメンバーの所に向かう、今回最年少(22才オ〜)
そのメンバーを拾って、もう一人のメンバーSUNの所の向かう。
SUNを拾って、今回てっちゃんの車組のメンバーがそろったことになる。
そのまま高速に上がって、目指すは栃木県の日光、中禅寺湖。
1時間遅れて「中谷PA」に到着。
一番遅いと思っていたが、他のメンバーに連絡を取ると、まだ、???だという。
もう一人は、まだ、メンバー一人と連絡がつかないと言っている。
結局、みんなもっと遅れてることが判明、ここで待ち合わせの予定だったが、 仕方ないので、先に行くことにする。
???ICを抜け、????方面へ、この先があの有名ないろは坂だ。
後ろに座っていた二人は、シートベルトをして自分を固定していた。
いままであんなに喋っていたのに、坂に入ったとたんみな無口になった。
途中パーキング?で休憩して再び出発、プリクラを撮ったりもした。
いろは坂をぬけるとすぐ華厳の滝方面が見えて来る。
他のメンバーもまだまだ来そうにないので、そのまま華厳の滝の駐車場に車を止める。
中に入り、お土産やさんをぶらぶらする。
そこで、いきなりてっちゃんがラーメンを注文し出す。朝ご飯を食べていなかったのか
おなかが空いたのかは定かではないが、それを見ていた僕たちも、なんだかお腹が空いてきた。
時間を見ると、もうお昼を過ぎている。よく考えると朝食もパンとかをつまんだだけで、
ろくに食べていない気がする。結局、みんなでそこで昼食を済ませてしまった。
しばらくして、ファンキーから連絡が入る。
もう、いろは坂の下まで来ているらしい。
しばらくしてファンキー達登場。せっかくなので、華厳の滝を見学する。
お金を払えば、エレベータで下まで行って真下から見ることが出来るのだが。
ここはお金を掛けずに上から見ることにする。ここに来るのは修学旅行以来だろうか、
ちょっと懐かしい気がした。
お土産屋さんに戻って、近くに買い出しが出来るようなスーパーみたいな物は無いか聞いてみる。
駐車場を出て左に曲がったらすぐの所にあるという(位置関係がよく分からないが、ここではどうでもいい)
僕らの車は駐車場を先に出て、左に曲がった。
そのまま車を走らせ、それらしいお店を捜すが、見当たらない。
そのうち左側は湖、右側は林という景色になってきた。
どうもおかしいという時に、ファンキーの車から電話が入る。
それらしいお店を見つけたという。しかも本当に出てすぐの所だったらしい。
僕らが見た時はなかったような気がするが、Uターンして引き返す。
そこに、キムチの車から連絡が入る。もうキャンプ場に着いてしまったらしい。
一番遅れていたはずのグループが一番早く着いてしまった。いつのまに追い越したのだろう。
前方にファンキーの車を発見、場所が分かったというのでそのまま車に付いていく。
観光地なのであまり期待はしていなかったが、やはり、どうみても商店に毛が生えたような物だった。
しかし、この辺で他に買い出しが出来そうな所はなさそうなので
さっそく買い出し、買い物カゴに必要な商品を入れていく。
そのうちそのカゴは一つ二つと増えていき結局カゴは??つになった。
本当に店ごと買ってしまうのではないかという勢いだった。
食料の買い出しを済ますと、今度は酒類の買い出し、トンデモのキャンプはいつも、
食料よりお酒にお金が掛かる傾向にある。
食料を積み込んだファンキーの車を送り出し、僕らはさっそく酒屋を探してお酒の買い出し、
酒屋は簡単に見つかった。
買い物を済ませ、僕らもキャンプ場に向かう。
キャンプ場に到着する。到着するとリヤカーを借りてきて、サイトまで荷物を運ぶのである。
ロケーションはすばらしいのだが、それがちょっと大変である。
途中小さな橋を二つ渡るのだが、とてもドキドキした。水はとても冷たそうだ・・・。
ちょっと遅目の到着だったので、カマドのあるサイトが取れなかったのが残念である。
ここはフリーサイトで、所々にかまどがある。そこ以外は直火の焚火は禁止である。
サイトに付くと既に、キムチの車組みのメンバーがいろいろと準備をしていた。
食料が届いたのでさっそく昼食の準備を始める。
僕らは、どこかで昼食を済ませた気がするが、先に来ていたキムチの車組みと
ファンキーの車の組みは昼食を食べていないので仕方が無い。
料理の方は他の人に任せて僕らはテントの設営やタープの設営を始める。
そこに最後の山組みのメンバーが到着した。
あの、男大山に昨日から登っていたのである。今回初参加のきょうちゃんも山組みから参加している。
昼食の準備ができたようだ。メニューはスパゲッティ、結局昼食を食べたはずの僕らも食べた。
その辺のお土産屋で食べるラーメンと自然の中で食べるスパゲッティは別物である。
はらも別だったのだろうか、みんなと同じにたべた。
食事さえ終わってしまえば後は、自由である。(別に食事中に縛られていたわけではないが・・・。)
MTBに乗って場内を走り回る者、縄跳びを持ってきて運動する者、本当に人それぞれである。
なんとも一体感のない集団だろうか、だがそれがTOMDEMOなのである。
基本的にはすべて自由である。端から見たらバラバラなように見えるが、みな自由という一体感で
結ばれているのである(ほんとか?)
私、他数人は岸の近くに落ちていた。丸太の解体を始めた。
ナタとノコギリを駆使して、巨大な丸太を焚き木の大きさに解体していく。
こんな力仕事だがそれが楽しい。やっとのことで輪切りにすると、中は腐っていて
湿気を帯びていた、これでは燃やすことが出来ないと中をくり貫く。
そんなこんなで、焚き木はただで調達できた。
夕食の時間が近づいてきた。
今日のメニューは、トンデモのママ特製のチゲ鍋である。
今回最年少のメンバーは辛いのが苦手らしく、トウバンジャンのでもめる一幕もあったが、
鍋の方はおいしく出来た。やっぱり、トンデモのママが作る料理は旨い。
今度は、ちゃんと観察して、ここにレシピを載せたいものである。
夕食も終わり、いつもの酒と団欒の時間。
さすがに、湖畔の夜は寒い季節のせいもあるが、水の近くだと夜になると急に気温が下がる。
しかも、雨が降ったので、さらに気温が下がってきた。
今回は、焚火が出来ないので、バーベキューコンロに先ほど解体した薪を燃やして
それをみんなでかこった。ちょっと煙いが、そこでの酒を飲みつつの語らいもまたいい。
雨脚が強くなってきたので、そのままコンロごとタープの中に移動、ただし、これは
あまりお勧めできない、かなり気を付けないとタープを燃やしてしまうことになるからだ、
細心の注意をして行っていただきたい。
今回使用したタープはかなり巨大なやつで、今回参加したメンバーが全員中に入っても
余裕なぐらいでかいのである。
時間も遅くなったのでそろそろお開きにして寝ようと言うことになった、いつのまにか 雨も上がり、月明かりがとてもきれいだった。
朝食を済ませ、いつものダラダラタイム、僕にとって都会の鬱蒼とした中で生活していると、 この時間がとてもたまらない。
このすきに、天気の悪い時は出来ないが、テントの中の物をすべて出して、テントを逆さにしておく。
天日干しするためだ、うちに帰って狭い所で干すよりも、こっちの方が効率がいいし簡単である。
シュラフもその辺にぶら下げておく。
日も高くなってきて、お昼も近づいてきた。やはり、早く起きると時間が長く感じる。 みな、それぞれ、自由なことをしている。 昨日の焚き木のあまりを燃やしていたり、MTBで場内を駆け回ったり、 昨日の料理のあまりをつまんでいたり、朝から酒を飲んでいたり・・・。 いったい、何時のチェックアウトなのだろう。これは結局なぞのままである。
買い出しの時に買込んだたくさんのフルーツが残っていることに気づく、さっそくフルーツポンチをつくる。
すいかを二つに割って中をくり貫く、そのすいかの実も使うため、丸くくり貫いたりするとオシャレかな。
その中に、買ってきた、フルーツをひたすら入れていった。最後にヨーグルトをかけて出来上がり。
メロンも切ったはずなのに、中に見当たらないのは気のせいだろう。
そんなこんなで、片付けが始まった。(どんなやねん)
イスやテーブルを畳んでタープの下をきれいにする。その後何人かで協力して、一気にタープを畳んでしまう。
これで、大物はほとんど片付いた。(あっ、テントが逆さのままか・・・。)
これだけ天気がいいとさすがにテントも乾いたことだろう。自分のテントは手慣れたもので、
何人かに手伝ってもらって、ささっと畳んでしまう。
他のテントも同様に、持ち主を中心にささっと畳んでしまった。
一通り片付けが終わると、また、リヤカーを借りてきて、そこに荷物を積んでいく、
また、二つの橋を渡り駐車場まで運ぶのである。荷物を積み込んでいく。
最後に一升瓶が残り、底に酒が少し残っていた。ただでさえいっぱいの荷物を持って帰らなくてはならないのに
ちょっとの量のために一升瓶ごと持っていくのは無駄である、と言い訳をつけてみんなで回し飲み。
端から見るとすごい光景である。(端から見なくてもすごい光景である)
帰りにはお約束の温泉に入っていく、一晩お風呂に入らなかった汚れを落とし、 すっきりして帰宅するのである。