赤沢ダイビング

初心にかえって

前の晩、SUN宅出発、ごとッチ宅出発、キムチ宅出発を5時30分から30分おきにして、 7時前には高速にのる。と決まったと連絡が入る。キムチにその項を連絡する。
現在PM10時30分僕はまだ会社にいる。

11時なんとか会社を抜け出して家帰る。うちに着くと早速明日の準備、まだ何もしていない。
3時過ぎになんとか寝床につく。カメラに関しては何もしていないが、何とかなるだろう。

5時30分携帯が鳴り、SUNちゃんから家を出発したとの連絡が入る。
僕はその時目を覚ます。僕の家はそこから20分位である。
ほとんどの準備は昨晩終わらせていたのだが、水中カメラの組み立てあまだである。
僕は、早速ハウジングの組み立てを始めた。グリスアップをしながら組み立てていく。
組み立て初めてすぐ、もうすぐ着くとの連絡が入る。いつもより早い、早朝のせいだろうか。

6時ちょっと過ぎ、僕は組み立て途中のままのハウジングと機材等を車に積み込んで出発。
車に乗り込んでからも、ハウジングの組み立てを続ける。
しかも次のキムチ宅までの道のりを案内しながらだ。

ハウジングの組み立てが何となく形になってきた頃、キムチ宅に到着した。
電話でもうすぐ着くということを伝え、下で待っていると、早速キムチ登場

しかし、どうも様子が変である。
僕らの乗った車は目の前で待っているのに、キムチは全く動こうしない。
ハンドルを握っていたグッチは荷物があるからここまできてくれと言っているのかと思い車を少し前にすすめる。
しかし、それでも動こうとしない。

ここで、すこし考える。キムチはグッチの車を見たことないのでは?
おそらく、僕の車でくるものと思っているのだろう。
車のガラスを叩いて、こちらに気付かせる。キムチも気付いたようだ。

荷物を積み込んで早速出発、6時30分をちょっと過ぎたがなんとか予定通りとしておこう。
これで今回のダイビングの参加者がそろった。このまま高速にのって目指すは伊豆、赤沢である。

なんとか予定通り、7時前に高速に乗ることができた。
しかし、高速はけっこう混んでいる。このままでは、予定の11時頃に着くか心配である。

結局、現地に着いたのは11時過ぎ、なんとか予定通りということだろうか。 今回利用したサービス、「マーブ赤沢」に到着した。

ここの施設はとても大きく、3階建てでテラスや食堂?なんかもある。
ここで食事をするには予約をしておいた方がいいだろう。

初回は登録料として、1000円が掛かる。
登録をすまして、早速本日一回目のダイビング。

ここ赤沢はほとんどがボートのポイントだが、ビーチのポイントがある。
僕達は貧乏ダイバーなので、安上がりなビーチダイビング。

ここのビーチのポイントは、船を引き上げるための坂?からエントリーしていくので、 船の脇からエントリーしていく(ちょっと大袈裟?)

エントリーしてちょっとびっくり、けっこう濁っている。 しかも、地上もそうだが、水中も講習生でいっぱいだ。
ここはガイドロープが張ってあるので、それにそって進んでいく。

ガイドロープの周りにはカワハギの幼魚が所々に群れていた。
その周りは砂地になっているのだが、そこにはコチの幼魚がたくさんいた。

そのままガイドロープにそってすすでいくと早速いましたイザリオウ。
イザリウオは小笠原で見た「オオモンイザリウオ」を除いて2回目である。
(それって3回目?でもあれってあんまり可愛くないんだもん)

ガイドロープを沈めておくためのブロックのようなものの中にタコがいた。
その周りは貝殻でいっぱいなのですぐに分かる。

その後ゴロタを回って引き返す。岩の陰にサビキの着いた釣り糸を見つける。
カメラをSUNに渡して、早速回収作業。少しでも自然を大切しなくてはね。

エキジットの時に、サビキを口に付けたままの魚がいた。かわいそうだったが、 どうすることも出来なかった。

エキジット後、なぜかちょっと頭が痛いがあまり気にしなかった。
キムチは、エントリーの時に穴に足を突っ込んでしまったらしく、足の指を捻挫していた。
持ってきていた薬箱にヒエピタがあったので一応足の指に巻いておく、湿布ではないので あまり効果はなさそうだが、何もしないよりはましだろう。

予約しておいた昼食を済ませ。2時ごろ本日2本目の準備。
結局キムチは2本目を断念した。

エントリーして、一本目と同じようにガイドロープにそって進んでいく
先ほどの、イザリウオを抜けさらに奥に本日2匹目のイザリウオを発見
その先のゴロタでしばらく自由行動となった。ガイド役を務めているグッチはそのままどこかに行ってしまった。

僕は岩の隙間に頭を突っ込んだりしていた。岩の奥にはゴンズイ玉やキンメモドキなんかがいた。
どうも僕の右膝がおかしい。ウエットの中で上手く空気(水)が流れて行かないらしい。
このままではスクイズをおこししてしまうと首の所から必死に水を通そうと思ったが、 お腹から先になかなか水が流れて行かない。だいぶ太ったか?
周りを見回すが、SUNは遠くの方で何かに夢中だ。

そのうち、グッチが戻って自由行動終了の合図。僕はあきらめて先に進む事にした。
その時、ちょっと体制を整えるために後ろを向くかたちになった。そして体制を整えて、振り返ると既に二人の姿はなかった。
しばらく考える。絶対にガイドロープに沿って進むからそれにそって行けば大丈夫だ。
しかし、ここはガイドロープの途中、右に行ったか、左に行ったか・・・。

まず、右に行ってみる。しかし、先は行き止まりになっていたので引き返すと、 二人が心配して戻ってきていた。ふぅ。おさがわせしました・・・。

そのまま先に進む、グッチが指を差している。
近づいて行くと、ハタタテダイygを発見、何枚か写真を撮る。さらにその先には小さな群れがいた。ラッキー
その先のゴロタを流しながら引き返す。その辺りから、どうも僕の調子がおかしくなってきた。
船酔いと酸欠と吐き気が同時に襲ってきたような不思議な感じである。

岸に近くなると、相変わらず講習生がウジャウジャといる。そこをすり抜けてエキジット。
水面から顔を出すと、軽いパニック状態。なんとか自分を保ちとりあえず陸に上がろうと必死になる。
今思うと不思議だが、レギュレターもスノーケルも加えたくなかった。そのくせ、岸で波に飲まれ溺れそうになった。
なんとか陸に上がったが、エントリー&エキジット用の手すりにつかまったまま、しばらく動けなかった。

なんとか、みんなの所まで歩いて行くと、タンクを降ろしその他の器材を外すとそのまま立っているのが 辛くなって、寝転がってしまった。

ここで、地上に残っていたキムチから意味深なニュースが、どうも、タンクの空気から異臭がするとクレームが入ったらしい。
みると、タンク置き場には大量のタンクが置かれ、空気の総入れ替えをしている様子。
それが原因か?時々酸欠で頭が痛くなることがあるので、はっきりそれが原因とは言い切れない。

そういえば、講習の時にタンクのエアーの匂いを嗅いでみて異臭がしないかチェックするというのがあったの思い出す。
最近では慣れてしまったのか、そういう事はほとんどしなくなった。初心に帰って行わなくてはならなかったのか?

僕はそこに寝転んだまま、他のみんなは器材を洗いに洗い場へ、僕はそこらに器材を広げたままなにもできなかった。
しばらくして、みんなが帰ってくる。 このまま寝ているわけにも行かないので、洗うのはあきらめてそのまま、器材をメッシュに詰め込んで行った。
後は着替えなくてはならない。ゆっくりと起き上がり、一歩々吐き気と戦いながら更衣室へ。
なんとか着替えて帰ってくる。

会計を済ませ、荷物を車に詰め込んで早速温泉に移動、場所は赤沢のポイントから坂を上がってすぐの所にある。
温泉の名は「???」。ここは会員制リゾートだが有料で一般の人も温泉は入ることができる。
入浴には1600円掛かるが今回はなぜか無料である。(なぜかは秘密)

会員制だけあって(関係ない?)中はとてもきれいである。
待ち合わせの時間を決めて、風呂に入る。

中は、桧のお風呂が中心で、洗い場が一つ一つ仕切られているのが面白い。
その他にも、打たせ湯やサウナ、桧作りの露天風呂がある。 露天風呂の縁に仁王立ちすると、下のプールからは丸見えである。
待ち合わせの時間が近づいたので、そろそろ上がることにする。

ここの、お風呂は、男風呂と女風呂の作りがまったく違っていて、時々入れ替わるらしい。

温泉の休憩場でログ付けをしつつ、晩飯のお話へ。グッチの提案で回転寿司に決定。
早速、回転寿司を目指していざ出発。しかし、実際にお店に着いてみてがっかり、目茶目茶な込み様である。

駐車場の整備のおっチャンの態度にうちらは更に不機嫌に・・・。
仕方が無いので、先に進み、他のお店を探す。 結局、依然食べたことのある「味くらべ」というお店に入った。
ここは、入り口に水槽がいくつもあって、二組ほど僕らの前に並んでいたので、 待っている間、その水槽にいたサメ(何でサメ?)なんかをからかったりして時間をつぶす。

席に着いて、早々に釜飯はラストオーダーだといわれあせったが、諦める。
とりあえずイカの生け作りを頼む、それから、それぞれ定食等を頼んだ。

この時になっても僕の頭痛は取れない。今まではこんなに長時間治らないことはなかった。
やっぱり、あの異臭騒ぎが怪しい。

早速イカの生け作りが出てくる。
すごい身が透き通っている。足はまだピクピクと動いている。しかも箸でつまむと、更にウネウネと動き出す。
それでも、残酷なもので、僕らは旨い旨いとつまんで行った。

そのうち、それぞれが頼んだ定食等も出てくる。
確かにどれもこれも旨い。しかし、ちょっとお高めである。

食事もそろそろ後半に差し掛かったころ、今度は僕の目が痛くなってきた。
極度の疲れ目のような痛みが僕の目を襲う、目を開けていられない。食事中だというのに・・・。 やっぱり怪しい、やっぱり怪しい。

夕食を済ませ、そのまま、東京向けてまっしぐら。
僕は目の痛みに絶え、目を閉じていたらそのまま寝てしまったらしい。

こうして、それぞれの家に送ってもらい、帰って行った。
時間は12時を回っていたと思う・・・。

<予算>
登録料(初回のみ):1000円
ダイビングフィー:2000円×2本
ウエイト:持参(借りたら一人???円)
昼飯(要予約):1000円
交通費その他:????/4人
夕飯:3000円位
その他コンビニ代


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