粟国島〜「ナビィの恋」を求めて〜
酔っ払い
(9月15日)
朝、本日のフェリーの出向の確認をしようと、フロントに向かった。
連絡先がわからなかったので調べてもらおうとおもったからである。
フロントで、粟国行きなのですが、フェリーが出港するかわかりませんか?
と聞くと、そのようなことはわかりません」と言われてしまった。
連絡先もわからず、どう調べればいいですかと聞くと、
小冊子のようなものをペラペラとめくったかと思うとここに連絡してください。
と電話番号が書かれたメモを渡された。
仕方なく、フロントの隣にある公衆電話で連絡をしてみる。
受話器の先に出たおっちゃんにフェリーの出港の確認をすると、
本日は欠航になりましたと言われてしまった。
フェリーが出ないとなると、今晩泊まる宿を確保しなくてはならない。
しかし、宿の方は今回エアーを取ったエアー沖縄が、予約を取る際に、
もしフェリーが出なかったら、連絡してもらえれば、宿の方は提携料金で紹介できます。
そのままのホテルでも可能ですし、空いてなければ、他のホテルを紹介いたします。
と言われていたので、早速電話してみる
そこに出たのは、営業時間終了を知らせる自動メッセージ
何度電話してもどの支店に電話しても同じ対応だった。
仕方がないので、自力で探しださなければならない。
一応、フロントに言って、ここが空いているかと、他に紹介できる場所がないかと訊ねる。
ここは、空きがないらしい、しかも、パンフレットのようなものを渡されて、ホテルなら
ここに載ってますからと言われてしまった。
見てみるとそこには、たくさんのホテルの名前が羅列してあった。
いったいどこから電話を掛けていいのか途方にくれる・・・。
ふと、エアー沖縄に予約を入れるときに、選択肢の中にあったホテルの名前を思い出す
そこで、まずは、その『ホテル日光』に電話をしてみることにする。
部屋は開いているようだ、後は旅行会社が言っていた提携料金について切り出してみる。
ホテル側は、旅行会社の方に連絡を取ると言う。
こちらでも連絡したが、連絡が取れないと言うと、ホテル側でも一応連絡を取ってみるとうので、
連絡先を教えて電話を切った。しばらくして電話がかかってきて、やはり連絡が取れなかったが
提携料金でやってくれると言ってくれた。私達が言っていることが嘘ではないとことがわかったのだろう。
ここまで、すべてSUNがやってくれたらしい。
僕なんかはぐっすり眠り込んでいた。めんぼくない。
それにしてもエアー沖縄、旅行会社が土日の対応ができないのも考え物だが、
休みなのにフェリーが出なかった場合はこちらでホテルが取れるというような嘘をつくのは、
もってのほかだと思う。
連絡が取れるもんだったら取ってみな、そしたら紹介してやるからということだろうか?
それに、スカイプラザホテルのサービスもどうかと思う。
しかし、ホテル日光、旅行会社とちゃんと連絡が取れなかったのにもかかわらず
泊めてくれて、しかも提携料金で、そして、この後出てくるありがたいサービスの数々
たいへん好印象である。
レンタカーの予約をいれて、ホテル日光まで迎えに来てもらう事になった。
迎えは15分ほどで到着すると言っている。
早速、スカイプラザホテルを後にする。
ホテル日光に着くとすでに迎えの人が待っていた、チェックインだけ済ませ、荷物を預かってもらい
迎えの人に連れられて、レンタカーの事務所に向かう。
申込を済ませ、早速出発、
今回はSタイプの小型乗用車にした、荷物をホテルに預けてしまったので、
島内の移動だけなら、これで十分である。
レンタカー:5670円(一人1417円)キムチ
首里城
まずは、サカイが希望していた首里城に向かう。
その前に忘れ物を取りに一度ホテルに戻る。
ホテルの位置から東の方向に??ほど向かったところにある。
歴史のある場所なのに、駐車場とかが妙に整備されていて、ちょっと複雑な気分。
写真を取りながらお城の奥へと進んでいく入り口をちょっと行くと
琉球の民族衣装を着たお姉さん達がいっしょに写真をとりませんかと声をかけてくるが
そんなに金銭的な余裕はないので先に進む。
いろいろな名前の門をくぐって行って、しばらく行くと、券売所が現れる。
ここから先、あの有名な正殿がある。
首里城:800円
チケットを購入して、その先の門をくぐると、そこにあの有名な正殿が現れる。
上の写真の左右にある像は”あ”と”ん”という。口を開けている方が”あ”で
閉じている方が”ん”という。「あうんの呼吸」とはここから来ているらしい。
お約束のその前で写真を取って順路に従って、資料室の方に進んでいく。
火事の話
首里城は沖縄戦を含めて、4度全焼している。
復元の話
ビデオで流れてた。
大変そうだった。
お土産を売っているところに写真が掲載されて、沖縄サミットのお食事会がこの場所で行われた時の
様子が映し出されていた。
おぉっ、この場所で、今僕が立っているこの場所で行われたのか〜、と思うと感動である。
沖縄サミットの話
首里城を出て、もと来た道を駐車場に向かって歩く。
そろそろ昼食の時間なので、観光案内の本でお店を探す。
場所は首里城公園を出てすぐのところにある「潭亭(たんてい)」と言うお店。
目的は八重山そば、僕はこの時まで食べたことがなかったが、雑誌等の知識で
たいへん美味しいらしいということは知っていた。
しかも、観光案内の本によるとこのお店、たいへん有名なところらしい。
ランチの時間帯はソバのみはないというのがちょっと残念だったが、なかなか美味しかった。
今度、八重山にでも行ってみたいと思う。
八重山そば御膳:1500円
首里城公園の駐車場に車を止めたまま出てきたので、一度駐車場に戻る。
次にどこに行こうかということになる。
初めに今回は南側を回ると決めていたので、地図で南側に何かないか探してみる。
有名なところでは
「玉泉洞王国」「平和祈念公園」「ひめゆりの塔」
あたりが候補だろう。
玉泉洞王国
結局、残りの時間で帰ることを考えて、泊港と南の突端のちょうど中間地点にある、
玉泉洞王国に向かうことになった。
いつもどおり(?)少し迷ったが、途中から道案内の看板が出ていたので、
なんとか着くことができた。
途中の看板には島内最大の観光スポットと書いてあった。
これはいろいろ楽しめるだろう。
駐車場に止めて、早速入場料を購入する。
ここでは、見るところによってチケットに3段階のランクが付いている。
僕達は、洞窟は入るがワニ園には入らない真中のチケットを購入する。
玉泉洞王国:1400円
入り口を入るとすぐに洞窟の入り口があるので、早速洞窟に入ってみる。
すると、いきなり民俗衣装を着た人とカメラを持った人がいて、はいはいと言う間に
写真を取られてしまう。出口で売りつけるのだろう。
気にせずに先に進むことにする。
長い急な階段を下りるとそこにはすばらしい鍾乳洞が姿を現した。
鍾乳洞自体は何度か見たことがあるはずなのだが、こういう自然に神秘見たいなのは
何度見ても感動するものだ。
一応、写真を載せたが、この感動は実際に見ていただきたい。
ただ残念だったのは、鍾乳石の所々が折られていること、誰の仕業か知らないが、
とても残念である。しかし、その欠けた鍾乳石の先に小さな突起ができている。
鍾乳石は?mm成長するのに3年かかるという。と言うことは、
折れた後5〜6年はったっていると言うことになる。
さらに先に進む、今度はさらにショッキングなことがあった、なんと、
通路を作るために大量の鍾乳石が削り落とされているのである。
観光のためとはいえ、とても残念である。
そこにも小さな突起がたくさんできている。
自然というのはとてもすばらしいと思う。
鍾乳洞を抜けると、その先が、フルーツ園になっている。
実がなっていたので、手を伸ばそうとしたが、ちょうどての届かないところにある。
うまくできたものでる。
その先にはそのフルーツを食べられる売店がある。
そこで珍しいフルーツに挑戦する。
けっこう高価なフルーツが多いが、ここは記念にといろいろ挑戦してみることに、
選んだフルーツは「ドラゴンフルーツ」と「キワノ」というフルーツ。
種の周り寒天状のもので包まれていて、おそらくそこを食べるのであろうと思われるが
その寒天質がとても固いのである。寒天状なのに実はコンニャクなので歯ごたえがある
みたいな、それの何倍も頑丈なのである。
これが、美味しいかどうかについては、実際に食べていただきたい。
その先には「陶器工房」や「ガラス工房」が並んでいる。
ガラスを扱う手さばきが、鮮やかでかっこいい。
泡盛工場は本日は稼動していないようだが、ガラス越しに見た、蛇(マムシ?)が大量に漬けてある
樽はちょっとキモイ。
そこを抜けると黒糖工場がある。ここも本日は稼動していないようだったが、
お土産を買うことはできた。
さんざん味見をして買う、最後におまけまでもらってしまった。
さらに抜けると、なにや沖縄の昔ながらの建物が並んでいて、昔ながらの遊び道具が置いてあったり、
それぞれの建物で展示や伝統的なものの販売等を行っている。
伝統工芸のようなものや、三味線(さんしん)なんかも売っていた
さんしんのお店の横に下げられていた大蛇の皮がとても大きかった。
そろそろ時間なので、お土産屋さんを一回りして帰ることにする。
入り口で取られた写真はどうなってしまったのか、今となっては謎である。
レンタカーなので、最後にガソリンを満タンにする。
ガソリン:509円
レンタカーの事務所に車を返して、ホテルまで送ってくれるが、どうせその後
国際通りまで出るので、そこで降ろして貰う事にした。
有名なキナショウキチ?のライブハウスだ。昨晩は時間が遅かったため、ショーは終わっていたので
あきらめたが、今日は大丈夫のようだ。
ライブハウスもーあしびチャクラ:17955円
沖縄舞踊や琉球武道なんかが見られる、今回最後にやった島歌や
お店全体でカチャーシーを踊ったりと大変盛り上がった。
散々踊った後はゆっくり飲もうと、SUNの知っているお店をさがす。
そのお店の名前は「じんじん」SUNが5年ほど前に来たらしい。
美人のお上さんが経営している。
珍しい食べ物がたくさんあって面白い、僕達は山羊刺しやイラブ汁なんかを注文する。
豆腐ようもここのものは不思議とおいしかった。
じんじん:11700円(一人2925円)ごとッチ
今日はこのくらいにしてホテルに帰ることにする。
明日は無事船はでるだろうか?