粟国島〜「ナビィの恋」を求めて〜

「ナビィの恋」を求めて

(9月13日)
会社をよるの10時過ぎに出た。出発の前の日はいつもこうだ、 こんな商売だから仕方ないかとあきらめる。

自宅に着いて、大急ぎで準備をはじめる。実はまったく準備をしていない。 これでも今日は早く帰ってきた方なのである。

この後はSUNの帰りを待って、空港から一番近いと思われる今回の参加者の きむち宅に前乗り(?)する計画である。

きむち宅に着いて、予定ならそのまま寝てしまう予定でだったが、 結局出発時間まで、おしゃべりしてしまった。


沖縄の地再び・・・

(9月14日)
始発が出る時間まで後30分、そろそろ出発しようという事になる

駅の入り口のところまで来るが、まだシャッターは降りている。 ちょっと早く来すぎたようだ。
朝飯でも食って時間をつぶそうと、持ってきた五目御飯をほおばる。

ふと、今回もう一人のメンバーのサカイのことが気になる。
電話してみると、やっぱり今起きたようだ。ヤバイと言って電話を切られてしまった。 賭けでオリオンビールを2本ゲットした。

ふと始発の時間を確認しようと、壁にかけられた表示を見てみる。 その横に、この扉は始発〜5:30まで開きませんと書いてある。

だめじゃーん

こんなところにいつまでいても始発に乗ることはできないことに気づく。 早速移動して指示にある入り口の方に移動する。

そちらの扉はすでにシャッターが開いていて、 お客さんがパラパラと階段を下りておくのが見えた。

門前仲町の駅から営団東西線で日本橋に出てそこから 都営浅草線で泉岳寺、乗り入れで東急本線特急で東急蒲田、 さらに乗り入れで東急空港線で羽田空港へ

羽田空港に到着する。早速チケットを航空券に交換しなくてはならない。 しかし、みな連休を利用してどこかに行こうと考えることがいっしょなのか大変な混雑だった。
機内預けの荷物を預けるために並んでいると、6:55分発の方いませんかとわれ 優先的にやってもらった。

搭乗ゲートに並んでいる時も、僕達の前にでる飛行機の人が優先的に通れるように呼ばれていた。 その人たちはすでに飛行機に乗り込んでいなくてはならない時間だ。

それが落ち着くと今度は僕達の番だ、僕以外のメンバーはそれを予想して列には並ばずに 入り口付近で固まっていたが、優先的に入れるために作られたゲートにもたくさんの人が並んいて このまま並んでいた方が早そうなのでそのまま並んでいてくださいと言われてしまう。
入り口付近に並んでいたメンバーはがっかり、僕と一緒に並ぶことになる。

しばらくして、僕達の番がきた。 荷物を預け、身の回りのものをカゴに入れて渡す。
そして、金属探知機のゲートをくぐるのだが、僕だけブザーが鳴ってしまった。
係員が寄ってきて、ハンドタイプので調べ始める。 僕はふと左手が妙に重いのに気づく、その腕にはダイビングコンピュータを内蔵した 巨大な時計がはめられていた。

僕がそれに気づいたのがわかると、どうぞとOKをいただく。
前の飛行機の御客さんがあんな時間に入っていったので、もちろん僕達もぎりぎりの時間

そのまま、急ぎ足で搭乗口に向かう今回は32番だった。 すでに、係の人が「最後のご案内をさせていただいております」と叫んでいる。
僕達は慌てて、飛行機に飛び乗った。




羽田空港から2時間30分ほどで、沖縄那覇空港に到着した。

那覇空港からスカイプラザホテルまでワゴンタイプのタクシーを利用した。
金額は2160円程度、ダイビングのような大きな荷物が多いような場合は、その方が便利かも、 バスでも移動可能だが、荷物が多いとけっこう顰蹙ものである。
(それでも、去年二人で来た時は利用したが・・・)

ホテルで荷物を預かってもらい、沖縄そばのおいしい場所を聞いて、昼飯を食べることにした。
場所は国際通りの真中あたりにある「沖縄そば」と言う分かりやすいお店。 やはりここではソーキソバをたのむ。
ソーキそば:???円
オリオンビール:550円

市場 昼食を終え、さそっく国際通りを物色する。
私は1年ほど前に来たばかりなので、まだ記憶に残る風景だ。 いろんなお土産屋やマキシの市場を回ったりした。

外に出てみると、雨が降ってきたので、コンビニでビールを買ってひとまずホテルに避難する。

SUNの希望で晩御飯は、琉球料理「うりずん」で食べてみたいと言うので、 予約が取れるかどうか電話してみる。どうやら大丈夫なようだ。

現在の時刻は2時、予約の時間は7時、それまで仮眠をとることにする。 前の晩寝ずに出てきたせいか、ぐっすりと寝てしまった・・・。

予約の時間が近づいてきて、起こされた。
早速お店に向かう、雨は何とか止んでいるようだ。

泡盛(クース)と琉球料理「うりずん」

うりずん 今度はホテルを出て右に折れる、市場とかとは反対の方角である。

場所は、大通りを渡ったら、その大通り沿いに右に曲がってしばらく行くと 左にちょっと凹んだところにある。
僕達はかなり迷ってしまい、そこにたどり着くまでにけっこうかかってしまった。


うりずん2 ここは、琉球独特の料理が食べられるところで、東京ではあまり見ない 珍しい料理が食べられる。

僕は、もっと東京の料亭のような感じで、入りにくいお店をイメージを持っていたが、 実際はもっと居酒屋と言っては失礼かもしれないが、気楽な感じだ。

私達は、いろんな料理がセットになっているコースとそれには含まれない、 単品料理を少し注文する。
もちろん、オリオンビールは欠かさない。

僕はここで「ジーマミー豆腐」というピーナッツから作った豆腐にはまってしまう。


【うりずん】
沖縄の旧暦2,3月のころを指すおもろ語。
農作物の植え付けにほどよい雨が降るので、 大地の豊じょうをイメージさせるような語感がある。
この後にやてくるのが「若夏」でともに「広辞苑」の見出し 語になっている。
麦が春の大地に生き生きと育成する季節。
降り始め(天候)が熟れ初め(作物)大地が潤いはじめる頃

うりずんで食事をした後は、沖縄民謡を聞こうと、私達が泊っているホテルを抜け 国際通りを市場の方に歩いていく。
ホテルでもらった地図にはかなり先の方に、そういったお店があると書いてあったが、 途中、琉球民謡を聞けるお店と看板があったので、そこにすることにする。

島唄 そこは「島歌」と言うお店、中に入ると、豪快な作りというか空間を広々と 使った感じがして、それだけでも心地よいと思った。
椅子でも座敷でもいいと言われたので座敷にする。アルコールが入り少し マッタリしたかったからだ。

すでにお腹はいっぱいなので、つまみっぽいものと、泡盛を注文する。
東京では癖があるので、あまり飲もうとは思わないが、ここ沖縄ではなぜか美味しく 感じてしまう。


島唄2 しばらくして、三味線を持ったおじさん(?)が現れた。
いろいろな島唄を説明をしながら、演奏していく。 やはり三味線の音は心に響く。

近くに座っていた、子連れのおばちゃんが唄も聞かずに喋っていたので、 すこしうるさかったが・・・


島唄4 最後にカチャーシーで盛り上がる

最初はお店の人だけだったが、そのうち、きむちがおどりだし、 そして店中の人が踊りだした。
最後は店中のお客さんが参加して、大盛り上がりになった。
演奏が終わり、おじさん(?)は帰って行った。 僕たちもそろそろお開きにする。


店をでても、まだ踊り足りないと、初めに行く予定だったお店を目指してみる。
地図のとおりに交差点を曲がり、歩いていったが、いつまでたっても それらしきお店は見当たらない。
同じ場所を行ったり来たりしたが、やっぱり見つからなかった。

あきらめて、引き返すと曲がった交差点よりも手前にあった。
外から電話してみると、すでに今日のショーは終わってしまったらしいので、 あきらめて、ビールやつまみを買い込んでホテルに帰ることにする。

台風が過ぎたばかりの沖縄、スピードが遅く、まだ沖縄本島のすぐ北に停滞している。 明日は、粟国に向かう、果たしてフェリーは出るのでしょうか?

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