やっぱり観光
朝、いつものように連絡が入った。
状況を聞くと、昨日と同じ場所だという。
しかも、昨日よりは状況は悪くなっているかもということ。
また、沖縄まで来て昨日の海に潜るならと言う事で
今回はダイビングをキャンセルして、観光に切り替える事にした。
ロビーに下りると、どこからかサンシンのここちいい音色が聞こえてくる。
宿の一階にあるスナックからだ。覗いてみると宿の主人がサンシンの勉強を
しているというので、しばらく聞かせてもらった。(お邪魔だったかな?)
宿の受付にあるパンフレットの中から安そうなレンタカー屋を探す。
そして今回決めたのが「????」というレンタカー屋だ。
宿まで迎えに来てくれるというのでしばらく待つと、
若いおにいちゃんが迎えに来た。
事務所で手続きを済ませ、早速出かけることにする。
レンタカー:5550円
330号線を北上して西原ICから高速に乗る。
高速:750円×2(往復)
最後のインターの??まで言って、そこから??号線??号線
と行くと海洋博公園が見えてくる。
はじめに南側の駐車場に入っていったが、
目的の水族館は北側だったので、北側の駐車場に移動した。
駐車場も公園自体も基本的には無料らしい。
公園内に入ると、そこいらにレジャーシートを敷いて、
ピクニックに来ているカップルや家族連れがたくさんいた。
僕たちは、目的の水族館に向かうことにする。
水族館は海側に下ったところにある。
2002年の11月には新しい水族館が完成するらしい。
水族館に入らなくても、イルカやオキゴンドウ(オキちゃんと呼んでいたので間違いないと思う)のショーやカメやサメの水槽なんかもあった。
それらを一通り回った後水族館に入る。
水族館に入るのは有料だ、今日は日曜日だというのに中は結構空いていた。
水族館:660円
建物の中には、サメや鯨の標本や模型なんかの展示があり、
その奥に入場券を見せて入ると場所がある。
この先にマンタやジンベイが泳いでいる水槽があると思うと複雑な気分だ。というのはマンタはガラパゴスの海で見たのでいいのだが、ジンベイは水槽ではなく水中で見たかったからだ。
水槽と水中は違うといわれればそうだが、
できれば水中で初ジンベイと行きたかったと思う。
しかし、ここまで来て(入場料も払ってしまったし)
水槽を見ずに帰るのももったいないので、
水槽と水中は違うのだと割り切ることにする。
道順どおりに角をまがり、いよいよ巨大水槽が姿をあらわす。
まず、僕の目に飛び込んできたのは、やはりジンベイだった。
これがジンベイか、図鑑やテレビでは何度も見たことがあったが、
実物を見るのはこれが初めてだ。
その向こうからこちらに向ってくるのはなんとマンタだ。
水中でマンタとジンベイの乱舞を見れることなど、
まずないことだろう。
その巨大な水槽の周りには小さな水槽があり、いろいろな魚達が
泳いでいた。
餌付けの時間まで間もないというので、見ていくことにする。
しばらくすると解説のお姉さんが水槽の前に現れてた。
水槽には、魚の切り身やイカ、アミなんかが、
お姉さんの説明で順番に水槽に撒かれていく。
なぜかここの餌付けはダイバーが水中に入ってするのでなく
水槽の上から餌が撒かれ、僕達は落ちてくる餌に食らいつく魚たち
を見る形になる。
それは、この水槽にはとても獰猛なオオホホジロサメ
が泳いでいるからである。
この水槽、できた当初は世界一だったのだが、現在は7番目になってしまったらしい、しかし、今度完成する新しい水族館にできる水槽が、世界で2番目になるという。
餌付けもある程度見たので、早々に引き上げることにする。
なぜなら、また高速道路を下って、那覇まで戻らなくては
ならないからだ。
来た時と同じく??号線、??号線と行って??インターから
高速に乗る。??インターを降りると、まずは泊港の方に向かい
サービスに預けてあった荷物を回収しに行く。明日ダイビング
ができる可能性はないだろうという。
先に荷物を宿に置かせてもらって、お次はてっちゃん希望の
エイサー祭りを見に行くことになった。
場所は「奥武山運動公園」大きな木のレストランが目印だ。
レストランの駐車場に止め(すいません)、さらに奥の方に
歩いていくと、太鼓の音が聞こえてくる。
そこは露店が並び、とてもにぎわっていた。
そこで、お好みとイカ焼きを買った。イカはとても身が厚く
2〜3センチぐらいはあっただろうか、それを細長く切って
野菜と一緒にいためてあった。
その先にエイサーが見られる会場がある。
入り口で入場料をはらい中に入ると、すでに踊りは始まっている。
今回のお祭りは自治体ごとにチームを作り、
それぞれが順番に踊っていく感じだ。
どのチームもいろいろアイデアを出していて面白い。
全体的に男の子は、太鼓を持って威勢よく、女の子
は後ろの方で手を腰にあて足を動かす程度でかわいらしく
といった感じだ。
入場料:500円
レンタカーの返却の時間が迫ってきたので、そろそろ引き上げる。
12時間で借りたから、会社が閉まる8時までに返せばいいのだが
送迎は7時半までらしいのでそれに合わせて返却する。
ガソリン:1629円
宿まで送迎してもらい、部屋で一休みして、さっそく晩飯を食べに
宿を後にする。
今日は僕の希望で沖縄と言えば肉と言う事で、肉を食べようということ
になっていた。
国際通りの近くでステーキで有名な所といえば、
「サムズ」か「キャプテン」だろうか(もっとあったらごめんなさい)
国際通りの近くにもお店はあるのだが、
なぜか昨日行ったディープな町の方の支店に向う。
先に「サムズ」の前を通りかかったが、サービス券のサービス内容
がよくわからなかったので、すぐ先のキャプテンの方に向かった。
しかし、とても寂れていたので(お客がいなかった)のでサムズの方に戻った。
お店の雰囲気はとても薄暗く、それぞれのテーブルに鉄板があって
そこでお店の人がお肉などを焼いてくれる。
しかも、ただ、お肉を焼いてくれるのではなくて、いろいろと
パフォーマンスを見せてくれる。これは一見の価値ありだと思う。
ビール:700円
サムズカット250g:2500円
生イセエビとステーキ:3800円
シュリンプカクテル:800円
サービス券があるとくれるという記念品は国旗のピンバッチだった。
お店を出るとなんとなく、ディープな町の方へ。
昨日より時間が遅いのか、たくさんの人がいる。しかし、よく見ると
ほとんどが呼び込みの人間らしい、ひっきりなしに声をかけられる。
気が付くと少しはなれて他人のふりをして歩いているSUN。
呼び込みに囲まれた時に後ろを指差してつれだというと、
呼び込みの中には”おっと”と退いてしまうところや、
いやいや女性も一緒にどうぞと言うところとさまざまだ。
そのうち、SUNは近くのコンビニに入ってしまった。
僕らも一緒にコンビニ入る。SUNは人生経験だからちょっと
言って来いと言うが本当にいいのか?
てっちゃんと一緒にちょっと外に出てみる。あっという間に
呼び込みの人に囲まれてしまった。
話を聞いていると、いろいろなジャンルのお店があるようだ。
しかし、今日は腹がいっぱいでもう眠いから帰ると言って断った。
事実、肉を食いすぎてすでにネムネム状態なのだ。ここに来たのも
本当にこういった町があるのか、見に来ただけというのがある。
帰りに部屋で飲むために、ツマミを買おうとコンビニに寄ったが
腹がいっぱいで、全然欲求が沸かない。
そのまま部屋に帰ってとっとと寝てしまった。
今日はいろいろしたので本当に疲れた・・・。