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モンガラカワハギ科(Balistidae)-ゴマモンガラ
和名:ゴマモンガラ 英明:Titan triggerfish 学名:Balistoides viridescens (Bloch and Schneider,1801) 撮影:上:S.Goto(阿嘉島)/下:TETSUROU(リロアン) 分布:神奈川県三崎以南。インド・西太平洋の熱帯海域 特徴:熱帯や亜熱帯の浅い珊瑚礁域に生息する普通種。幼魚は漂流物や流れ藻などにつくため、かなり広範囲に分布する。潮だまりにも入ることがある。 体長約75cmまで成長する。モンガラカワハギ科で最大の種。吻部は鱗におおわれるが、口角後方の皮褶には鱗がない。頭部から鰓前方にまでのびる暗色帯がある。成魚では背鰭・臀鰭・尾鰭外縁が黒く縁取られる。英名はギリシア・ローマ神話のタイタンに由来し、その巨大さから名付けられたものである。 和名のゴマモンガラはゴマのような斑点模様に由来する。かつては鰭の先端部が暗色であることから、ツマグロモンガラとも呼ばれた。日本における主要な生息地である沖縄県の方言では、あかじきらなー、かーはじゃー、ゆたーふくるばーと呼ばれる。 甲殻類、貝類、小魚のほか付着藻類も食べる雑食性。ウニ、サンゴ等も食べる。 繁殖形態は卵生で、すり鉢状の巣を作って産卵し、卵を保護する。卵を守るためなら、自分より大きな相手にも突進する。 本種も含めモンガラカワハギの仲間は歯が強いので、注意が必要。南方の大物釣りの外道として良く釣れる。食用魚として、熱帯域ではよく利用されている。 |
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