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フグ科(Tetraodontidae)-ショウサイフグ
和名:ショウサイフグ 英明:- 学名:Takifugu snyderi(akifugu vermicularis) (Abe,1989) 撮影:S.Goto(大洗水族館) 分布:東北以南の各地。黄海~南シナ海 特徴:沿岸域や沖合に面した砂底に生息する普通種。 体表は円滑。体の背面には暗色斑があり、網目模様を形成する。ナシフグに似るが胸鰭後方に大きな黒褐色紋がない(まれにあるものもいるが、その場合は分割される)。マフグやナシフグと酷似していて、同定の難しい。臀鰭(しりびれ)が黄色ければマフグ、白ければショウサイフグとなっているが、体の斑紋は個体差が激しく、かなり肥えた目を持っていないと、種の同定は難しい。 特に未成熟な幼魚は斑紋がまだその種の特徴がハッキリ出ていないこともあり、トラフグ、クサフグ、ゴマフグと、どの種も似ていて同定は難しい。 甲殻類、多毛類、軟体動物などを捕食する。 内臓と卵巣に強い毒がある。筋肉は弱毒、精巣は無毒とされる。調理はプロにまかせること。関東周辺では釣りの対象魚として人気がある。 トラフグの代用種であるサバフグ類より美味とされる。 |
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