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トラギス科(Pinguipedidae)-コウライトラギス

コウライトラギス
コウライトラギス

和名:コウライトラギス
英明:U-mark sandperch
学名Parapercis snyderi Jordan and Starks,1905
撮影:S.Goto
分布:珊瑚礁海域をのぞく南日本。朝鮮半島、南シナ海
特徴:沿岸の浅い砂礫底に普通に見られる。珊瑚礁域には見られない。ほとんど遊泳せずに海底ですごす。
体長12cmになる。体側上部に暗色の鞍状斑がある。体色には性的二型があり、雄は胸鰭基部に大きな黒色斑をもつが、雌では黄色っぽい。また雄は頬にも黒色または黄色帯がある。
肉食性。甲殻類や多毛類などの底生動物を主に捕食する。
雌性先熟の魚で、雌から雄に性転換するという。産卵は夏季で、日没前に求愛する。繁殖期にはオスは自分の縄張りに数匹のメスからなるハーレムをつくる。産まれて1~2年間はメスで、その後はオスに性が変わる。定置網や釣りなどで漁獲されるが、小型種で市場価値は少ない。


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