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ベラ科(Labridae)-ホンベラ
和名:ホンベラ 英明:- 学名:Halichoeres tenuispinnis (Günther,1862) 撮影:S.Goto(東海大学海洋科学博物館) 分布:下北半島および佐渡島以南(沖縄県は除く) 特徴:沖縄からは観察記録がない。内湾性で海藻が多い岩礁域に多く生息する。砂地では見られない。 体長5~15cmほど。性転換をする。雌雄差があり、雌と一次雄は地味な体色をもち、背側は淡い赤色で腹側が水色。雌から性転換した二次雄の地色は水色かときにオレンジで、背側は赤くエメラルドグリーンないしは水色の斑点が並んでおり、目立って鮮やかである。 雌と若魚は胸びれのつけねに1個の黒い班点を持つ。背びれ前部に黒い色の斑点があり、尾びれがほぼ黒っぽく、頭部の目の上下にそれぞれ1条の暗い色の線が入っているのは成熟した雄の特徴。 雌や幼魚の体は淡い緑色が普通であるが、紅藻類の茂みにいるものは赤みが強い。 オキアミなどで釣れることから、動物食と考えられる。 食用になるがおいしくないとされる。 ---------------- 多くの性転換をするベラ科の仲間は、雄と雌が一個体ずつペアになって産卵を行うペア産卵と、一匹の雌と複数の雄が上昇して産卵・放精を行う群れ産卵をすることが知られている。性転換をするベラ科の雄には二通りあり、一方は生まれながらにして雄である一次雄、もう一方は雌から雄へ性転換した二次雄である。一次雄は社会的に弱い立場にあるのでなわばりをもてないのに対し、二次雄はなわばりを持ち、その中で複数の雌を保持し、ハーレムを形成する。二次雄はハーレムの中の雌とペア産卵を行うが、一次雄はそんなペア産卵の中に飛び込んで放精するストリーキングを行うが、普通は上記に述べた群れ産卵を行う。 |
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