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スズメダイ科(Pomacentridae)－クラカオスズメダイ
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| クラカオスズメダイ |
和名：クラカオスズメダイ
英明：Staghorn damselfish
学名：Amblyglyphidodon curacao (Bloch,1787)
撮影：S.Goto(東海大学海洋科学博物館)
分布：琉球列島、ローリーショールズ(西オーストラリア、東インド洋)～サモアに至る西部太平洋。
特徴：水深1～15mの珊瑚礁域に生息する。普通種。時に群れを作る。
全長10cmほど。スズメダイ科としては体高は高く、体色は全体的に淡い水色を呈する。体側に4～5本の不明瞭な暗色横帯がある。胸鰭の基部には黒色斑が無い。体側に黄色の部分がある。鱗一つひとつの縁辺が淡色のため、網目模様のように見える。オヤビッチャのように中層を群れて泳ぐことはなく、珊瑚から離れることは少ない。
よく似たナミスズメダイには体側に暗色横帯がなく、本種と区別できる。卵は付着卵で親は卵を保護する習性がある。クラカオスズメダイ属魚類は世界で9種、日本からは4種が知られている。