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マツダイ科(Lobotidae)-マツダイ

マツダイ
マツダイ
マツダイ
マツダイ

和名:マツダイ
英明:Atlantic tripletail
学名Lobotes surinamensis (Bloch,1790)
撮影:上:S.Goto(東海大学海洋科学博物館)/下:S.Goto(境川)
分布:南日本、太平洋、インド洋、地中海、大西洋の温帯・熱帯域
特徴:水深は40~200m。湾内、汽水域か、外洋の漂流物に生息する。幼魚は流れ藻や、ロープなどの浮遊物についていることが多い。水面に体を横たえて浮かび、枯葉に擬態する。成魚は沖合の深場に移る。
体長80-100cmに達する大型魚。体は高く、体色は幼魚は茶褐色~黄色で、成長すると黒っぽくなる。幼魚期の色彩は、枯葉への擬態ではないかと考えられる。背鰭と尻鰭の軟条が長いことから、倒すと尾びれの中程かそれよりも後方に達し、まるで尾びれが3個あるように見えることから、英語ではTriple-tail(トリプルテール)と呼ばれている。
小魚やエビ類・カニ類・イカ類を捕食する。
成魚は定置網や、釣りなどでたまに漁獲される。食用になる。肉は白身でやわらかいがおいしいとされる。
マツダイ科は、マツダイ属に含まれる2種のみからなるが、東南アジアの淡水域にすむものとの関係も示唆されている。


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