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タカノハダイ科(Cheilodactylidae)-タカノハダイ

タカノハダイ
タカノハダイ
タカノハダイ
タカノハダイ

和名:タカノハダイ
英明:Spottedtail morwong
学名Goniistius zonatus (Cuvier,1830)
撮影:上:S.Goto(伊豆海洋公園)/下:S.Goto(大瀬崎)
分布:本州中部以南。東シナ海、黄海
特徴:日本産タカノハダイ属は3種類が知られている。浅海の岩礁や、藻場に生息する普通種。幼魚は初夏ごろ、潮だまりにも良く見られる。
体長35-45cm。体型はややいびつに側扁する。体側には茶褐色の横縞が9本、やや斜めに走行する。鰭は黄褐色で、尾鰭は茶褐色で多数の白い斑点をもつ。背鰭は1つで、16-18本の棘条と30-34本の軟条で構成される。胸鰭下部軟条が肥厚し長いことでゴンベ科の魚と良く似ているが、背鰭棘の先端に小さな糸状突起をもたないことで区別できる。
底生の小動物などを捕食する。定置網、刺網などで漁獲される。釣りでは、磯釣りの外道として釣れることがある。タカノハダイは白身魚であるが独特な臭気をもち味はまずく、食用とされることは少ない。本種とミギマキの間の交雑個体と思われるものも報告もある。


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