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オオカミウオ科(Anarhichadidae)-オオカミウオ
和名:オオカミウオ 英明:Bering wolffish 学名:Anarhichas orientalis (Pallas,1814) 撮影:上/下:S.Goto 分布:新潟県・茨城県以北。~オホーツク海、ベーリング海 特徴:水深50~100mの岩礁域の底に生息する。 体長1m。体色は暗青色、又は暗褐色、黒色、赤褐色。本種も他のギンポ類と同じく細長い体をしている。オオカミほど吻(ふん)はとがっていない。 口には強大な歯が並んでおり、これで貝類をかみ砕いたり、甲殻類をかみ切って食べる。 本種はおそろしい顔つきをしているため、水族館でよく飼われ、その顔つきに似合わず普段は性質はおとなしいが、堅い貝殻も噛み砕く強力な歯と顎を持っているので、注意が必要。不用意に指で突くなど、刺激を与えないほうがよい。 食用になるが、日本では地魚として扱われる程度で一般的ではない。 知床半島のウトロ側での繁殖期は10月中旬頃からで、産卵後、親魚は卵塊(らんかい)を体で巻くようにして守る。 |
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