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コケギンポ科(カエノプシス科)(Chaenopsidae)-コケギンポ
和名:コケギンポ 英明:- 学名:Neoclinus bryope (Jordan & snyder,1902) 撮影:かおり(川奈) 分布:北海道南西以南の日本海沿岸、千葉県勝浦以南の太平洋沿岸、種子島、屋久島以北の南日本、カリフォルニア 特徴:低潮線付近の磯、岩礁域、タイドプールに生息する。 日本海側のある地方で硬くて折れにくい棒をギンポウと言ったり、長野県では車輪の軸はコマの芯をギンポウと言ったが、死後硬直して棒のようになった様がギンポと言う和名の由来となった。コケは頭に苔が生えているように見えることから。 岩穴などに棲み、小型の甲殻類や藻類を食べる。 トウシマコケギンポとの区別がつきにくいが、本種には頭頂部に皮弁がない。そのため眼上皮弁は枝状の枝部分が目立ちやすい。眼上皮弁は三本である。 カンザシゴカイの仲間の穴を利用してすんでいる。穴から顔だけ出してあたりのようすをうかがい、えさが流れてくると伸び上がったり、場合によっては穴から出て捕食する。なわばり意識が強く、侵入者は容赦なく追い払う。 |
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