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アユ科(Plecoglossidae)-リュウキュウアユ

リュウキュウアユ(剥製)
リュウキュウアユ(剥製)

和名:リュウキュウアユ
英明:Ryukyu ayu-fish
学名Plecoglossus altivelis ryukyuensis Nishida,1988
撮影:S.Goto(上野国立科学博物館)
分布:奄美大島、沖縄島
特徴:アユ(Plecoglossus altivelis altivelis)の別亜種。奄美大島では、中南部の住用湾および焼内湾に注ぐ河川を中心に生息する。
体長は10~15cm。生時の体色は基亜種のアユに相似し、背部は青みがかったオリーブ色で腹部は銀白色、時には2個の黄色斑が胸鰭の近くにある。体形はアユに比べ体後半部が太く、ややずんぐり型、胸鰭軟条数は少なく、鱗がやや粗い。
沖縄島では急速な開発により消滅し1992年から、奄美大島産の種苗を移殖した。奄美大島では、河川改修・道路整備・土地造成による赤土流入が河川と内湾での生息域、餌場、産卵場を荒廃させ、激減しつつある。


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