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フサカサゴ科(Scorpaenidae)-ユメカサゴ
和名:ユメカサゴ 英明:hilgendorf saucord 学名:Helicolenus hilgendorfii (Steindachner and Döderlein,1884) 撮影:S.Goto(エプソン品川アクアスタジアム) 分布:青森県以南、東シナ海、朝鮮半島南部 特徴:水深100~500mの砂泥底に生息する。たまに100mより浅いところでも観察される。 体長30cm。体は楕円形で平たい。体色は赤橙色で、体側に4条の暗色横帯がある。腹膜は黒い。胸鰭状半部は浅く湾入する。胸鰭腋部に大きな皮弁がある。鰓蓋上方に黒色斑が出ることが多い。頭の背面の棘は弱く、鼻棘、眼前棘、眼上棘、眼後棘、耳棘、ろ頂棘及び頸棘がある。胸鰭の上葉は截形、臀鰭の第2棘は第3棘よりも短い。尾鰭は截形(せっけい)。本種は背鰭棘が12本であることでカサゴおよびホウズキに似るが、眼窩下縁に棘がないこと、有孔側線鱗が30枚以下であることで区別できる。 魚類や甲殻類を主に捕食し、成長につれ甲殻類よりも魚類を捕食することが多くなる。卵胎生で1~3月ごろに産仔するといわれている。 底曳網、エビ篭などで混獲される。惣菜や干物、煮付けにすると美味。本種の中には色彩が変わっているものがいるようで、再検討が必要。 |
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