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フサカサゴ科(Scorpaenidae)-ハツメ

ハツメ(剥製)
ハツメ(剥製)

和名:ハツメ
英明:-
学名Sebastes owstoni (Jordan and Thompson,1914)
撮影:S.Goto(上野科学博物館)
分布:千葉県以北の日本沿岸、日本海、オホーツク海。朝鮮半島南部
特徴:水深50~100mの海底付近に群れで生活している。
体長25~40cm。体色は淡黄赤色で、体側に4条の暗色斑がある。腹膜は銀色で小黒点を持つ。体は楕円形で側偏する。眼はそれほど大きくない。頭の棘は弱く、鼻棘、眼前棘、眼後棘、耳棘、ろ頂棘及び頸棘がある。背鰭に14本の棘がある。胸鰭は肛門に達する。尾鰭は二叉する。
クロソイに似るが、眼の下方にある涙骨の下縁にトゲがないこと、及び体側に2本の太い黒い帯状斑があることなどで区別できる。
近縁種のタヌキメバルは赤色系なので区別することができる。本種は日本海で多獲される食用魚で、太平洋沿岸ではまれな種類である。
小型の甲殻類や魚を食べる。春に仔魚を産む。
延縄、刺し網などで漁獲され、ソイ類の中で最も多く漁獲されている。刺身、塩焼き、煮付けなどにして食べる。


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