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アシロ科(Ophidiidae)-シマイタチウオ
和名:シマイタチウオ 英明:- 学名:Neobythites stigmosus Machida,1984 撮影:S.Goto(東海大学海洋科学博物館) 分布:神奈川県三崎以南の南日本~東シナ海、九州~パラオ海嶺 特徴:水深100~542mに生息する、400m前後に多く生息する。 全長20cm程度。頭部に棘がない。胸鰭は短く、肛門を超えない。背鰭起部は胸鰭基底上端より後ろにある。背鰭と臀鰭に数個の暗色斑がある。眼を通過する暗色縦帯がある。 土佐湾の底曳き網漁でよく捕れる。 1943年に本種は、フィリピンのルソン島にあるバタンガス湾で1913年に捕獲された模式標本を基にしてNeobythites fasciatusであるとされ、新称シマイタチウオを与えられた。 しかし、1984年スミソニアン研究所のアメリカ国立自然史博物館でこの種の原記載で用いられた標本を確認すると、この標本にはおよそ5~6本の幅が広い黒色の横帯があり,明らかにシマイタチウオとは違う種であることがわかる。そのため、和名は変えず、新たにNeobythites stigmosusが与えられた。stigmosusは,ラテン語で斑紋が多いという意味。 底曳き網で捕獲されるとどうしても傷み、鱗はほとんど落ちてしまう。体の模様が見誤られたと考えられる。 |
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