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ウバザメ科(Cetorhinidae)-ウバザメ

ウバザメ(剥製)
ウバザメ(剥製)
ウバザメ(剥製) ウバザメ(剥製)
ウバザメ(剥製) ウバザメ(剥製)

和名:ウバザメ
英明:Basking shark
学名Cetorhinus maximus
撮影:上/左下/右下:S.Goto(大洗水族館)
分布:温・寒帯。沿岸、外洋域に生息。
特徴:魚類でジンベエザメに次いで2番目に大きくなる。
性格はおとなしく、主にプランクトンを食べる。
属名Cetorhinusは、ギリシア語のketos(「海の怪物」、「クジラ」の意)とrhinos(「鼻」の意)に由来する。種小名maximusは「大きい」という意味を表す。和名は漢字で姥鮫と書くが、体側部にある非常に長い鰓裂を、老婆の皺に例えて名付けられたとされる。英名は、しばしば水面近くで餌をとっている様子が観察され、その様子がまるで日光浴(bask)をしているようであることから名付けられたとされる。また、このような行動をしている際に簡単に捕らえられてしまうために、かつてはバカザメ(馬鹿鮫)という和名だったこともある。
肉、肝臓、皮膚、鰭などがさまざまに利用されるため、乱獲され、個体数を減少させた。通常のフカヒレの3倍の値段がする高級食材。


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