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ギンザメ科(Chimaeridae)-スポッティドラットフィッシュ
和名:スポッティドラットフィッシュ 英明:Spotted ratfish(スポッティドラットフィッシュ) 学名:Hydrolagus colliei (Lay & Bennett,1839) 撮影:上/下:S.Goto(葛西臨海水族園) 分布:アラスカから南カリフォルニアにかけての東太平洋沿岸部 特徴:水深500mより深い場所に生息する。しばしば水深の浅い場所まで上がってくる。そのため、捕獲が比較的容易で水族館で飼育される。 体長90cm。尾ビレは細く、翼のように大きな胸ビレだけを使い、ヒレの一かきごとに進んでは止まり、止まっては進む。背びれに1本の丈夫なとげがある。オスには眼と眼の間の前寄りに、フック?のような器官がある。深海ではなかなか雌に出会えないため、この器官でメスをがっちり捉まえると考えられている。 体にある白い斑点や、大きな前歯と口の形がネズミを思い起こさせるところが、名前の由来。 かたくて丈夫な歯で、貝やエビ、カニ、小魚などを食べる。 長さ13cmくらいの大きな殻に包まれた卵を産む。本種のメスは、尻ビレのあたりから大きな卵を2個引きずっていることがある。幼魚が成長し生まれるまで、自ら持ち運んで保護する。 |
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