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トビエイ科(Myliobatidae)-マダラトビエイ
和名:マダラトビエイ 英明:white spotted eagle ray(chucho pintado) 学名:Aetobatus narinari (Euphrasen,1790 ) 撮影:上:S.Goto(八景島シーパラダイス)/下:S.Goto(ガラパゴス) 分布:本州中部以南。全世界の温帯・熱帯海域 特徴:全世界の潮通しのよい珊瑚礁外縁や岩礁域に生息する。海底で留まることはあまりない。 吻端(ふんたん)はややとがり、とても柔らかい、尾は細長くむち状で背鰭(せびれ)の後ろには毒棘(どくとげ)がある。腹面は白色だが、背面は黒褐色(こくかっしょく)で白の水玉が散在している。口は他種のエイ同様下側にある。歯は偏平で板状の歯が上下についており、沖アサリなどの硬い貝の殻も砕いて中身だけ上手に食る。 この歯はキャタピラ状にできていて、古い歯が削れて使えなくなると折れ新しい歯が再生される。歯は次々に伸びてくるので、岩などの硬いものをかじって古い歯を落としていく。 鼻先を砂地の海底に押し当てて、餌となる貝や甲殻類・底生の小魚などを探し食べる。 普段はのんびりと、鳥が羽ばたいている様に泳ぐ。英名では 『White‐spotted Eagle Ray』 と呼ばれ、Eagle(鳥類:ワシ)に喩えられている。和名はというと『マダラトビエイ』ですので、日本では鳥類の鳶(トビ)をイメージして名付けられたようであ。 時折、体に付いた寄生生物を振り落とす為の行動なのか、水面へ飛び上がることがある。ダイバーの間でオニイトマキエイ(マンタ)に続いて人気。 |
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