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サカタザメ科(Rhinobatidae)-サカタザメ

サカタザメ(標本)
サカタザメ(標本)

和名:サカタザメ
英明:Yellow guitarfish
学名Rhinobatos schlegelii Müller and Henle,1841
撮影:S.Goto(東海大学海洋科学博物館)
分布:南日本~南シナ海。中国沿岸、アラビア海
特徴:サカタザメ科の種は世界に45種、日本には5種が確認されているが、その中では本種がもっとも普通種。水深230mまでの砂底に生息する。普通種。冬はやや深めの所へ移る。
サメと名付けられているが、鰓蓋が体の裏にあることからエイの仲間。
体長80~100cm。細長く、上下に扁平。矢尻状の頭を持ち、エイとサメの中間のような形をしている。背面色は灰褐~褐色。腹面色は白。まれに先端に黒い縦縞を持つ個体がある。背面は全体的に細かいうろこに覆われている。両目後方に取水孔がある。黄褐色で斑紋は無い。
砂に埋もれて暮らし、魚類や甲殻類を捕食する。胎生で6月ごろに6尾ほどの胎仔を産む。
本州南部でかなりの漁獲があり、さまざまな地方名を持つ。練り製品、刺身、煮魚などで食べられ、ヒレはフカヒレの代用品としても使われる。


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