エソ科(狗母魚、Lizardfish)(Synodontidae)−アカエソ
和名:アカエソ 英明:Red lizard fish 学名:Synodus ulae Schultz,1953 撮影:S.Goto(伊豆海洋公園) 分布:南日本、小笠原。ハワイ、インド洋。 特徴:浅海の岩礁・サンゴ礁域およびその周辺の砂地に生息する。 本種はミナミアカエソとよく似ているが、背鰭軟条が13〜14本(普通14本)、側線鱗数が60〜66枚、前鼻孔の皮弁が幅広いヘラの形をしていることなどが特徴。対するミナミアカエソは、それぞれ10〜13本(普通13本)、56〜64枚、細い形をしていることが特徴である。体色はミナミアカエソの方が白っぽい印象を受けやすく、青い縦線もはっきりしていることが多い傾向にあり、体色も同定形質の一つとして用いることができる場合もある。 砂に潜って獲物が近づくのを待ち、多毛類や甲殻類、小型魚類などを食べる動物食性。 エソ科魚類は表徴形質に乏しく同定が難しい。 |
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