スズメダイ科(Pomacentridae)−ハナビラクマノミ
和名:ハナビラクマノミ 英明:Pink anemonefish 学名:Amphiprion perideraion Bleeker,1855 撮影:上:S.Goto(パラオ)/下:S.Goto(リロアン) 分布:奄美諸島以南、インド洋、西太平洋に分布する 特徴:潮通しのよい珊瑚礁域や礁湖、礁斜面、ドロップオフなどのイトイソギンチャクにセジロクマノミ、ハマクマノミなどとともに共生する。 他にシライトイソギンチャク、センジュイソギンチャク、ハタゴイソギンチャクとも共生する。 他のクマノミに比べると小型の種で、全長9cm程度。 体色は橙色〜赤色で、体側には白色横帯は無い。頭部に幅の狭い白色横帯がある。近似種のハマクマノミに比べると、この頭部白色帯はかなり細い。 体色はセジロクマノミやスカンクアネモネフィッシュよりもオレンジ色が淡く、ピンク色に近い。スカンクアネモネフィッシュとは鰓蓋を通る白い横帯があることで区別できる。 他のクマノミ類と同様に雄性先熟型の雌雄同体魚である。 |
| ||||||||
|