ニザダイ科(Acanthuridae)−テングハギ
和名:テングハギ 英明:Bluespine unicornfish 学名:Naso unicornis (Forsskål,1775) 撮影:S.Goto(葛西臨海水族園) 分布:南日本。〜インド洋・太平洋域。 特徴:テングハギ属はインド洋・太平洋から19種が知られている。珊瑚礁域や岩礁域に生息する普通種。幼魚は内湾などにも出現する。また黒潮にのり南日本にも見られる。 体長は60-70cm。体色は黄色地で、胸鰭と尾鰭の付け根の棘が青い。尾柄部に1-2個の骨質板を有し、腹鰭は普通1棘3軟条である。本種では尾柄部の骨質板数は2。前頭部には角状突起を有すが、口はさらにそれより突出する。鼻状突起は子供の頃は無く、成長につれて発達する。尾鰭は湾入し、上葉は長く伸びる。ツマリテングハギに似ているが、尾鰭の淡色の横帯は後端に限られることで区別できる。 雑食性で藻類や動物プランクトンを食べる。食用魚として重要。刺身や塩焼きなどで美味。 |
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