キツネアマダイ科(Malacanthidae)−ヤセアマダイ
和名:ヤセアマダイ 英明:Quakerfish 学名:Malacanthus brevirostris Guichenot,1848 撮影:S.Goto(美ら海水族館) 分布:伊豆半島東岸、駿河湾、和歌山県白浜、愛媛県南部、高知県、琉球列島。ハワイ、南アフリカ、インド・太平洋域、東太平洋熱帯域。 特徴:サンゴ礁域やその周辺の砂底に生息する。稀に温帯域に出現する。 体長26cm、本科魚類では大型になる。主鰓蓋骨には大きな棘をもつ。体は細長く、体色は薄い緑褐色で、腹側が白い。キツネアマダイに似るが吻は細長くなく、尾鰭を除き黒色縦帯は無い。生鮮時、不明瞭な横帯が出ることがある。尾ビレは中央部が白く、その上下に黒い縦スジがあり、上下の縁は透明。普通単独で見られ、クネクネと体をくねらせながら、海底近くにとどまっていることが多い。 |
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