キホウボウ科(Peristediidae)−キホウボウ
和名:キホウボウ 英明:- 学名:Peristedion orientale Temminck and Schlegel,1844 撮影:S.Goto(葛西臨海水族園) 分布:南日本、中部日本、東シナ海。 特徴:水深150〜350mの砂底に多く生息する。体長は17-19cm程度。 体色は黄褐色からうすい褐色。吻突起は細長く、外側に向かって開く。トゲキホウボウやソコキホウボウなどに似るが、本種を含むキホウボウ属は前鰓蓋骨には顕著な棘をもたないことで容易に区別できる。下顎には3対のひげがある。両顎は歯をもたない。体側の骨板数は上側は33〜36。下側は24〜27。2番目の背鰭には黒い斑点が2列並ぶ、体には暗い網目状の紋がびっしりとある。 アミ類や小型のエビなど、小さな甲殻類を捕食する。多量に漁獲されることがあるが、通常、利用されずに廃棄される。肥料にされることもあるという。 |
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