ウツボ科(Muraenidae)−ウツボ
和名:ウツボ 英明:Kidako moray 学名:Gymnothorax kidako (Temminck and Schlegel,1847) 撮影:S.Goto 分布:琉球列島をのぞく南日本、稀に慶良間諸島。沿岸の岩礁域に生息。 特徴:普段は外洋に面した岩礁域の特に岩穴に潜んでいる。 体長は80cm程度。胸鰭と腹鰭が無いこと、黄色と茶色の独特の模様・体色を持つこと、臀鰭の縁が白いことなどが特徴。ウロコも無く、歯は鋭い。危害を与えない限りは大人しい魚である。 夜行性が強く、夜間や雨天,曇った日では活発に活動する。肉食性。特にタコの仲間を捕食する。 産卵生態は謎に包まれている。 皮は工芸に利用され、四国の一部や和歌山南部では食用にもされる。 |
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