メジロザメ科(Carcharhinidae)−メジロザメ(ヤジブカ)
和名:メジロザメ(ヤジブカ) 英明:sandbar shark 学名:Carcharhinus plumbeus (Nardo,1827) 撮影:S.Goto 分布:全世界の温帯から熱帯の海に広く分布。 特徴:全長は最大で250cm、体重117.9kg。雄は130-180cm、雌は145-180cmで成熟する。 形態的には第一背鰭が大きいことが特徴である。背側の体色は灰色で、腹側に行くにつれて白色になる。基本的に海底付近で生活し、海表面までは上がってこない。 英名の"Sandbar"が指す通り、平らな砂地を好む。大陸棚や島の周囲に生息するが、漁港や河口付近にも出現する。 夜間、活発に泳ぎ回って餌を探す。底生の小魚や頭足類、甲殻類を主に捕食すが、時にはエイや小型のサメも捕食対象になる。 胎生。雌は8〜12ヶ月の妊娠期間を経て、約60cmの子どもを6〜13尾産む。産まれてからしばらくはオオメジロザメ(C. leucas)など大形のサメの捕食対象になるが、成魚になると天敵はほとんどいない。 |
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